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J・S・ミルの名言
1.
満足した豚であるより、
不満足な人間であるほうがよい。
満足した馬鹿であるより、
不満足なソクラテスであるほうがよい。
2.
幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。
3.
国家の価値は、
結局国家を組織する人民の価値である。
4.
人間の自由を奪うものは、
暴君でも悪法でもなく、
社会の習慣である。
5.
人間性は樹木のようなものだ。
指定された仕事を機械的に正確にやらされるわけではなく、あらゆる方向に伸び拡がらなければならない。
6.
個人の自由も次の点では制限されなければならない。
すなわち、他の人達に迷惑をかけてはならない。
7.
真実の中には、個人的な経験を経て初めて本当の意味が理解できるものも多い。
8.
習慣であるが故にこれをなすという人は、何らの選択をも行なわない。
9.
自己教育の真の方法は、すべてのことを疑ってみることである。
10.
保守主義者が常に愚かであるとは限らないが、愚者の最たるものは決まって保守主義者である。
11.
自分と異なる人間と接することの価値、なじみのない思想や行動様式に出会うことの価値は、どんなに高く評価してもしすぎることはない。
かって、このような出会いの機会といえば、主に戦争だったが、いまは通商なのである。
12.
いかに押しつぶしても個人的人格は専制である。
13.
人生の楽しみではなく、喜びを求めていこう。
14.
自分の欲望を満たそうと努力することよりも、むしろそれを制限することによって幸福を得る。
15.
(天才が)力によって他人にその道(=進むべき道)を強要することは、他の人たちすべての発展および自由と合致しないばかりでなく、優れた当の本人を堕落させる。
16.
人生の色々な楽しみは通りすがりに味わうときに、人生を楽しくしてくれるが、一旦それを人生の目的とすると、とたんに物足りなくなる。
17.
人間の運命の大きな改善は、
彼らの考え方の根本的な構成に大きな変化が生じない限り、
絶対に不可能である。
18.
改革の精神は必ずしも自由の精神ではない。
なぜならば、改革の精神は、改革を欲しない民衆に対してそれを強制しようとするかも知れないからである。
19.
真理はつねに迫害に打ち勝つという格言は、実際、あのほほえましい虚偽にすぎない。
つまり、人から人へと口真似されて、ついには決まり文句になるが、あらゆる経験によって反駁されるあの虚偽である。
歴史は、真理が迫害によって踏みにじられた実例に満ちている。
20.
自分の胸に「いま、幸せか?」とたずねたら、途端に幸福ではなくなってしまう。
21.
(人々に)道を示す自由、これが天才の要求できるすべてである。
22.
人間というものは、幼いときから労せずして得た栄誉を持っていると、成長するにつれて必ずそれを自慢したくなるものである。
23.
存在するすべてのものは独創の結果である。
24.
習慣という専制王国では、人間進歩の永続的な障害が見られる。
25.
信仰を持つ人間は、集団における権力者よりも、利害で集まっている烏合の九十九人よりも力強い。
26.
死後に残す人々の運命を、自分自身の運命と感じ得る能力が欠如している者ほど、また利己的にのみ生きてきた、利他の喜びを実感した経験のない者ほど、老年に至って自分自身の快楽がゼロに近づくに及んで、いよいよ利己的な形における生命の存続を妄執するものである。
27.
真実が持つ真の利点は、次のようなことである。
ある意見が本当であっても、一回、二回、もしくは何回も葬り去られるかもしれない。
しかし時間が経つにつれ、それを再発見する人が現れるものだ。
全部で、27件
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これより以下、
キーワードとは無関係の
ランダム名言コーナー
1.
恋人のいる人間に友情を注ごうとすることは、
喉の渇いている人間にパンを与えようとするようなものだ。
(
ジョージ・ムーア
)
2.
社会を非難するものは社会によって非難される。
(
キップリング
)
3.
いけないのは、田舎者のくせに、都の人と風流を競い、奇妙に上品がっている奴と、それから私のように、田舎へ落ちて来た山師だ。
(
太宰治
)
4.
想定外なんて言っちゃいけません。
想定外のことへの対策を考えるのが危機管理なんです。
災害に対する心得なんです。
( 田勢康弘 )
5.
生活とは、つまり習慣の織物である。
(
アミエル
)
6.
聴く者には何も理解できず、語る当人も同様に理解していない。
これが形而上学だ。
(
ヴォルテール
)
7.
後ろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進め。
(
『新約聖書』
)
8.
前はもっと
反抗的で
文句ばっかり言ってた
いつのまにか自分が
言われる方にまわってる
責任をもつたびに
物わかりがよくなる
ただ怒ってた
あの頃がなつかしい
(
銀色夏生
)
9.
恥を知るは勇に近し。
(
『礼記(らいき)』
)
10.
俳優は自分に近すぎる台本を演じるのは下手だ。
ある種の響かない声を出す。
台詞の一部を自分のことだと思い、観客に向けられなくなるのだ。
信じ、同化するだけでは不十分、演技をしなければ。
(
ジャック・ルコック
)
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