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ジョン・スタインベックの名言
1.
人間は、時に誤りを犯しながらも、足をのばして前進する。
時にはすべって後ずさりすることがあるかもしれないが、完全に一歩後退することは決してない。
2.
弾圧は、弾圧される者を強力にし、結合させる作用があるだけである。
3.
善人だ、と人に言われる人間には、思慮分別なんかいらない。
利口者に善人なんぞいるわけはないのだ。
4.
旅は出張と違い、性格があり、気風があり、個性があり、独自性がある。
5.
人間は、唯一の罪深い動物である。
6.
成長しようとしてうずく筋肉、単なる必要を乗り越えて何かを作り出そうとうずく精神──これが人間なのだ。
7.
窮乏は思想への刺激となり、思想は行動への刺激となる。
8.
あちこち動きまわらねえと、あれもこれも考えはじめるもんだぜ。
9.
新聞は世界中で一番便利なものだ。
読むことはできないが、他のことになら何にでも使える。
10.
人間は、宇宙におけるさまざまな組織体のどれとも異なって、
自己の創造したものを乗り越え、
自分の思想の枠を踏み越え、
自分の投げたものの彼方(かなた)に立ち現れるものである。
11.
飢えた人々の目の中には、次第にわき上がる激怒の色がある。
人々の魂の中には「怒りのぶどう」が次第に満ちて夥(おびただ)しく実っていく。
12.
真実の中にはより多くの美しさがあるんだよ。
たとえそれが恐ろしい美しさであってもな。
13.
働きたくてうずく筋肉、ただ一個人以上のものを作り出そうとしてうずく心、これが人間なのだ。
14.
犬があきれたような眼差しでこっちをじっと見ていたことがあった。
だがその視線は、ほんの一瞬で消え去った。
そして私は、犬というのは人間を“ちょっと変だ”と思っていると確信した。
15.
人間は、この宇宙における、有機物、無機物を問わず、ほかのどんなものとも違って、自分の創り出すものを超えて成長し、自分の考えの階段を踏みのぼり、自分のなしとげたもののかなたに立ちあらわれるものだ。
16.
光の街があるなどということは嘘だ。
世界が一つのかがり火になるなどということはない。
すべての人が自分の火を持ってるだけ、孤独な自分の火を持っているにすぎない。
17.
財が少数の者の手によって蓄えられると、それは奪い去られる。
18.
本を書く商売に比べたら、競馬なんて堅実で安定した職業に思えてくる。
全部で、18件
　
　
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これより以下、
キーワードとは無関係の
ランダム名言コーナー
1.
文明開化をちがう角度から見れば、それは名詞の氾濫である。
そしてその名詞とは、じつは情報のことである。
この情報の氾濫は、現在に至ってもまだ終わっていない。
それどころか、それは大の字のつく氾濫になりつつある。
（ 井上ひさし ）
2.
レストランの基本は、Q・S・Cなんです。
Quality（品質）、Service（サービス）、Cleanliness（清潔さ）。
このお客様の期待を超えることなんです。
（ 原田泳幸 ）
3.
技術はアートのすべてじゃないけど、技術は武器になる。
（ 漫画『美大受験戦記アリエネ ）
4.
楽天主義は神から来たが、悲観主義は人間の頭の中から生まれた。
（ イスラムの格言 ）
5.
男は家の外では見えるがままに評価され、家の中ではあるがままに評価される。
（ 中国のことわざ ）
6.
貧乏な時ほど、楽しむことが大切だ。
（ ギリシアの格言 ）
7.
四十五十は洟(はな)垂れ小僧
（ 渋沢栄一 ）
8.
人は時に浅薄であることで生きる力を得、
時に深くあることでまた生きる力を得る。
真相は、たぶん、どっちの幸福も等価なのだ。
そう思って、幸福論などあまり推しすすめないようにしている。
（ 山田太一 ）
9.
人を恵み救うより大きいことはない。
（ 大田錦城 ）
10.
男っていうもんは、酬(むく)われるために、何かをやるんじゃない。
やらにゃア、いかんから、やるんで……
（ 遠藤周作 ）
11.
羞恥心のあることが、女にとって必要な一つの掟と言われているのはおかしい。
男は女のあつかましさしか尊重しないというのに。
（ ヴォーヴナルグ ）
12.
弱気になって逃げようとしたら、絶対に状況に負けてしまう。
逆に、挑むのだ。
（ 岡本太郎 ）
13.
人間は好き嫌いで働くものだ。
論法で働くものじゃない。
（ 夏目漱石 ）
14.
（※女が）愛するものを得た場合、家庭を作ることは何という楽しい夢であるかということです。
女に生まれて、よかったと思うほどの幸せ以上の幸せは、他にないのです。
（ 田辺聖子 ）
15.
生きるとは、
考えることができるということだ。
（ 長田弘 ）
16.
美しい肉体のためには快楽があるが、美しい魂のためには苦痛がある。
（ オスカー・ワイルド ）
17.
上り坂の時には、必ず、衰える時のことを思い巡らし、安穏の時には、必ず、危機の時のことを思う。
（ 司馬相如 ）
18.
人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵(かじ)のない船に相当する。
「いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう」という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している。
こんな船は、たいていは岩にぶつかったり、座礁したりして沈没してしまうものだ。
（ トーマス・カーライル ）
19.
志あらば負けはなし
（ 清武英利 ）
20.
ギブ・アンド・ギブン（give and given）──与え、与えられる関係。
（ 格言 ）
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