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幸田露伴の名言
1.
仕事をして一盃(いっぱい)やると、同じ酒でも味が違う。
これを思うと、労働ぐらい人を幸福にするものはないかもしれない。
2.
釣(つり)の妙趣は、魚を多量に釣り上げる事にあるのでは無くて、釣糸を垂れながら静かに四季の風物を眺め楽しむ事にあるのだ。
3.
努力は一(ひとつ)である。
しかしこれを察すれば、
おのずからにして二種あるを観る。
一は直接の努力で、他の一は間接の努力である。
間接の努力は準備の努力で、
基礎となり源泉となるものである。
直接の努力は当面の努力で、
尽心竭力(じんしんけつりょく)の時のそれである。
4.
美しく生まれつきたる女、十人に六人は心おごれり。
美しく生まれつきたる女、十人に六人は智乏し。
美しく生まれつきたる女、十人に六人は命薄し。
5.
世間は気次第で忌々(いまいま)しく面白くなるもの。
6.
努力の生ずる果が佳良(かりょう)ならざることもある。
それは努力の方向が悪いからであるか、
然(しか)らざれば間接(=準備)の努力が欠けて、
直接の努力のみが用いらるるためである。
7.
無理な願望に努力するのは努力の方向の悪いので、
無理ならぬ願望に努力して、そして甲斐のないのは、
間接の努力が欠けて居るからだろう。
8.
人間は自分がいるところが曇ると、一部分ではなく、全体が曇ったと信じてしまう。
9.
恨みも憎しみも火上の氷
10.
真の文明というものは、
すべてある人々が福を植えた結果なのである。
11.
見栄の行きどまりは、馬鹿げて大きなる石をかつぐ事なり。
12.
其日(そのひ)に自分が為(や)るだけの務めを為(し)て了(しま)ってから、適宜(いいほど)の労働(ほねおり)を仕(し)て、湯に浴(はい)って、それから晩酌に一盃飲(や)ると、同じ酒でも味が異(ちが)うようだ。
これを思うと労働(ほねおり)ぐらい人を幸福にするものは無いかも知れないナ。
13.
どんな人もその気になれば友だちは見つけられる。
現実生活に友だちがいない人にも、唯一友人を準備してくれるものがあるとすれば、それは書籍だ。
全部で、13件
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これより以下、
キーワードとは無関係の
ランダム名言コーナー
1.
人間には反発心が大切である。
(
鮎川義介
)
2.
深刻になることは必ずしも、真実に近づくこと…ではない。
(
村上春樹
)
3.
独りはダメです。
本当の独りを知ってたら、独りがいいなんてこと、絶対にないです。
( アニメ『アクエリオンロゴス』 )
4.
あまり過去が見えすぎると人生が地獄になる。
今少し努力すればあの仕事が達成できたのに──ああ、せっかくの機会をむざむざ逃してしまった。
──やればやれたのに結局あの仕事をやらなかった……「もはや手遅れだ」──私に言わせれば、これがつまり地獄なのだ。
( ジャン・カルロ・メノッティ )
5.
失敗が人間を成長させる。
失敗のない人は本当に気の毒。
(
本田宗一郎
)
6.
夢を捨ててはいけない。
夢がなくても、この世にとどまることはできる。
しかし、そんな君はもう生きることをやめてしまったのだ。
(
マーク・トウェイン
)
7.
これまで勝利してきた得意な手が、どうにも通用しなくなる。
時代遅れになっているわけです。
若手の棋士はピストルの弾丸のようなもの。
そこで自分のやり方に固執する、かつての勝者の末路は哀れです。
頭でわかっても行動できない。
自分の思い込みや心理状況を冷静に分析することが必要です。
(
米長邦雄
)
8.
ほんとうの愛情というものは死ぬまで黙っているものだ。
(
太宰治
)
9.
死ぬことはなんでもないが、この世と別れるのが僕には辛い。
(
マルセル・パニョル
)
10.
いつもやっているようにやっていたら、いつもと同じ結果しか得られないでしょう。
( 作者不詳 )
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