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庄野潤三の名言
1.
鋭い感受性というものは、よき恋人としては必須の条件であるが、家庭へ持ち込むには少しばかり邪魔な荷物である。
2.
兄弟の多い家族に育った者は、子供のうちから「何でも自分の思った通りにはならないものだ」という悟りを得るようになる。
まわりで否応(いやおう)なしにそういう躾(しつけ)をしてくれる。
3.
ふところの寂しい恋愛というものは、出来の悪いマッチをするようなものだ。
4.
すべて一つの道に打ち込んで一生を送る人には、どこか毅然としたところが感じられます。
自分の本職のこととなったら、かりそめにもいい加減にしないという態度が見られます。
5.
会社へ入って来る時の顔を見てごらん。
晴れやかな、充足した顔をして入る人間は、それは幸福だ。
6.
世の中がどんな風に変わっても、人間が人間らしく生きてゆける世の中である限りは、義理も人情も、やっぱりあった方がいい。
7.
男には怠けたがる気持ちと同じくらいに働きたがる気持ちがある。
8.
やったり、やらなかったりではまるきりやらない方がいい。
9.
われわれはまあこの世に間借りしているようなもので、何もむきになることはない。
10.
人情味のある宿屋に泊りたいという気持ちは、誰しも同じであるが、ふだん不人情なことを平気でしていて何とも思わない人間が、温泉に行くときだけ人情味を求めるのは無理な話である。
11.
人はぜいたくということはいけないことと頭から決めているけれど、ぜいたくが必要な時がある。
12.
感傷は生きる力とはならない。
全部で、12件
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これより以下、
キーワードとは無関係の
ランダム名言コーナー
1.
何人も、生活を美にみちびくことは大切である。
生活をゆたかにするために、みずからを丹念に育くんでゆくために。
(
九条武子
)
2.
もしかしたら神様は、私たちの生き方を試すために、本当は強みや誇りとなるものに故意に弱点という衣を着せて、私たちの人生に与えるのかもしれない。
(
植西聰
)
3.
仕事をする、経営をする時に、なにが一番大事かといえば、その仕事をすすめる人、その経営者の、熱意やね。
溢(あふ)れるような情熱、熱意。
そういうものをまずその人が持っておるかどうかということや。
熱意があれば知恵が生まれてくる。
(
松下幸之助
)
4.
自分の小さい運命は何ら特別なものでも、残酷な例外でもないこと、
彼が幸福だと見ていた人たちも、のがれがたい運命の支配を受けていることを、
彼は突然さとった。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
5.
道徳は人間のために作られたのであって、人間が道徳のために作られたのではない。
( ツワングウィル )
6.
人間の空虚な事を十分に知ろうとするには、恋愛の原因と結果を考察すれば足りる。
原因は「何も言えない」ことである。
…が、その結果は恐るべきもので、この「何も言えないこと」…人の知る事も出来ない些細たる事が、全地、王侯、軍隊、全世界をも動かすのである。
(
モンテーニュ
)
7.
想像力、すなわち形を創り出す力は、夢見る能力を持つすべての人に共通した賜物である。
( I・R・ローウェル )
8.
この世でもっとも深い愛を、感謝するにも及ばないほど当然だと、子供に思わせるためにのみ、母というものは子に必要である。
(
川端康成
)
9.
人間は、死んでから一ばん人間らしくなる。
(
太宰治
)
10.
最初は否定的な内容があっても、あとに肯定的な内容が続くと、最後の内容が印象に残るため、全体の印象がよくなる。
(
樺旦純
)
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