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和辻哲郎の名言
1.
真に勇気あり力のある者は、恐ろしい真実を見つめるとともにそれに堪える道を知っている。
2.
日本人は「家」を「うち」として把握している。
家の外の世間は「そと」である。
3.
（物事の）味は説明したところで他の人にわかるものではない。
味わうのはそれぞれの当人なのであるから、当人が味わうはたらきをしない限り、ほかからはなんともいたし方がない。
4.
成長を欲する者は、
まず根を確かに下(おろ)さなくてはならない。
上にのびることのみ欲するな。
まず下に食い入ることに努めよ。
5.
私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。
6.
恋愛が欲望の手段ではなくして欲望が恋愛の手段である。
7.
古来の偉人には雄大な根の営みがあった。
その故(ゆえ)に彼らの仕事は、味わえば味わうほど深い味を示してくる。
8.
資本主義が進展すると共に、手段としての財力が強くなり、人間のほうが財の手段となり、人間が機械の奴隷にされるという傾向が生じてくる。
9.
（物事の味を）わかろうとあせったり、意味を考えめぐらしたりなどしても、味は出てくるものではない。
だから早く飲み込もうとせずに、ゆっくりと舌の上でころがしていればよいのである。
そのうちに、おのずから湧然(ゆうぜん)として味がわかってくる。
10.
人間とは「世の中」自身であるとともにまた世の中における「人」である。
11.
自然が暴威をふるわないところでは、自然は合理的な姿に己を現してくる。
12.
倫理問題の場所は孤立的個人の意識にではなくして、まさに人と人との間柄にある。
だから倫理学は人間の学なのである。
13.
教養は培養である。
それが有効であるためには、
まず生活の大地に食い入ろうとする根がなくてはならない。
14.
我々は花を散らす風において歓びあるいは傷むところの我々自身を見いだすごとく、ひでりのころに樹木を直射する日光において心萎（な）える我々自身を了解する。
すなわち我々は「風土」において我々自身を、間柄としての我々自身を、見いだすのである。
全部で、14件
　
　
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これより以下、
キーワードとは無関係の
ランダム名言コーナー
1.
国会に行く政治家もいれば、
監獄に行く政治家もいる。
だが、結局は同じことだ。
（ ウィリアム・ピット ）
2.
未熟だからと　消極的になってしまったら、未熟である意味がない。
（ 作者不詳 ）
3.
信仰を持たない者どもの目には、この世は絢爛(けんらん)として映ずる。
（ ムハンマドと『コーラン』 ）
4.
真の教養に行く道の一つは、世界文学を学ぶこと。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
5.
哲学は疑義である。
（ モンテーニュ ）
6.
会って、知って、愛して、そして別れてゆくのが、幾多の人間の悲しい物語である。
（ コールリッジ ）
7.
空腹では隣人は愛せない。
（ ウッドロウ・ウィルソン ）
8.
似た顔の人を、どこでも捜すようになったら、あなたの恋はもう引き返せない。
（ 芥川龍之介 ）
9.
まず「自分育て」から始めよう。
（ 本田健 ）
10.
存在にあっては、優れている人はひとりもいないし、劣っている人もひとりもいない。
一枚の草の葉も大きな星もまったく平等だ……。
（ オショー［オショウ］ ）
11.
我々が有頂天になり、夢中になり、胸をはずませるのは（決して全体を手にしたときではなく）小さいが故(ゆえ)に鮮明な一つの細部を手にしたときのみである。
（ ロムバッハ ）
12.
自制心がない者は、自省心もない。
（ 作者不詳 ）
13.
ホスピスの看護婦は病気が相手じゃありません。
人生が相手なんです。
（ 永六輔 ）
14.
心とは非常に散漫な器官であり、きちんと制御する必要がある。
（ ）
15.
食べることは生きること。
（ 俗言 ）
16.
君去つて椅子のさびしき暖炉哉(かな)
（ 尾崎放哉 ）
17.
努力というのは言い換えれば「やせ我慢」なんです。
つまり、我慢のない努力というのはありませんから。
（ 林望 ）
18.
適当にやらないとね、漫画家は、死ぬよ。
寝なきゃ駄目。
食べたいものは食べないと駄目。
疲れたら休まないと駄目。
（ 水木しげる ）
19.
探検は人間の精神の真髄である
（ フランク・ボーマン ）
20.
おしゃれとかグレードにこだわる時に
いちばん気をつけなきゃいけないのは、
それがコンプレックスの反映でないかどうかっていうこと。
そこで、品があるかどうか分かれるんです。
（ 遙洋子 ）
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