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翌朝何も残らない
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1.
一人の外国文学者が、私の「父」という短篇を評して、（まことに面白く読めたが、翌(あく)る朝になったら何も残らぬ）と言ったという。
このひとの求めているものは、宿酔(ふつかよい)である。
そのときに面白く読めたという、それが即ち幸福感である。
宿酔がなければ満足しないという状態は、それこそほんものの「不健康」である。
（ 太宰治 ）
全部で、1件
　
　
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1.
明日しなければならないことよりも、明日できる楽しいことを思い浮かべて眠ろう。
（ 中谷彰宏 ）
2.
人情をもつ、と言うことと、情に溺れるのとはちがうね。
（ 遠藤周作 ）
3.
おかしな人たちが近くにいるほうがいいのかもしれません。
どんな悲劇もきっと、その人たちといれば喜劇に変わって見えるかもしれませんから。
（ アニメ『絶園のテンペスト』 ）
4.
事の成り行きは、人間の心と同じごとく、訳の分からぬ進み方をたどることあり。
目算はずれに惹起(じゃっき)せしことすべてを運のせいに帰する慣わしのあるは、これがためなり。
（ トゥキディデス ）
5.
人が（他人に）「決断力がない」と言うとき、ほとんど決断力とは関係のない事柄を指しています。
もっと言えば、自分に都合のいいほうに誘導しようとするとき、このセリフはよく使われます。
ですから、人から言われたときは、うっかり乗ってはいけません。
（ しまずこういち ）
6.
人気というのは泡みたいなもんです。
（ ミヤコ蝶々 ）
7.
治療とは、ずっと先にある結果ではなかった。
プロセスなのだ。
（ スーザン・チェルナック・マッケルロイ ）
8.
運命は、どこかよそからやってくるものではなく、自分の心の中で成長するものである。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
9.
来るべき出来事は影をその前に投げかける。
（ キャンベル ）
10.
理想の内側を旅しながら、その外側（＝現実）に立ち続けることなど、あなたには到底なし得ないことなのだ。
（ ジェームズ・アレン ）
11.
思想が世の中を支配する。
（ ジョセフ・マーフィー ）
12.
下らなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。
苦しんで生々(いきいき)と暮らすべきだ。
（ 志賀直哉 ）
13.
人間の文化は
遊びにおいて、遊びとして発展し、展開した。
（ ヨハン・ホイジンガ ）
14.
まだ起きてもいない事柄について、マイナスの思考をするのは完全に間違っています。
（ ジョセフ・マーフィー ）
15.
生涯そいつが生活していく場所を全部奪って取ってしまうということを社会は実際にやります。
支配的な経済力を持っているというのは、すごいものだなと思います。
異を唱えることができないというところまで徹底的にやりますからね。
（ 吉本隆明 ）
16.
金銭は召使いであり、主人である。
（ ホラティウス ）
17.
音楽は時間の芸術でしょ。
「いま」「この時」に「この音」をちゃんと鳴らさなきゃいけないっていう。
だから音楽の演奏家にとって非常に大事なのはね、集中力。
（ 小澤征爾 ）
18.
変化を機会とみなせること──それが幸福になる秘訣なのです。
（ ジョーン・ルーデン ）
19.
今、無理に思えることは、
今、挑戦しなければ、
１０年後にはもっと無理になる。

そして、
１０年前ならできたのに、
と後悔することになる。
（ ながれおとや ）
20.
真の幸福は外部より受けて生ずるものにあらず。
内部の知識と道徳と慣習より生ずるものなり。
（ ソクラテス ）
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