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601.
結婚生活において何よりも役立つのは、気立ての良さである。
これが自制心とひとつになれば、じっと我慢する忍耐力、言い返さずに相手の言葉に耳を傾け、怒りが鎮まるまで自分を抑える力が生まれる。
（ サミュエル・スマイルズ ）
602.
女の策略は、彼女の年齢に従って増加する。
（ 西洋の格言 ）
603.
結婚とは心の問題です。
もしも二つの心が調和的に、愛情深く、まじめに融け合うならば、これは真の結婚です。
（ ジョセフ・マーフィー ）
604.
子を育てることを覚えてから嫁に行く女がいるか？
（ 朝鮮のことわざ ）
605.
結婚をもっとも素朴な数式に還元すれば、一と一とが合(がっ)して二となる代わりに、新たなる一となることである。
（ 野上弥生子 ）
606.
結婚が幻滅に終わるのではない。
幻滅から結婚がはじまるのだ。
（ 福田恆存 ）
607.
やっぱり何かに所属すると、我慢をして、その会に従っていかなければならない。
家庭だってそう。
だから所属することとか何もしないし、結婚だってしない。
なるべく自分で、一人やっていかれれば、それが私の性に合っている。
それだけですよ。
それでなくとも、この世は制約だらけ。
そのなかで心の自由っていうものを私は持っていたい。
（ 篠田桃紅 ）
608.
一人を失ったからといって嘆くことはない。
男と女は半分ずついるのだから。
（ 『礼記（らいき）』 ）
609.
結婚はしてもしなくても後悔するものである。
（ フランツ・カフカ ）
610.
あなたのいない人生なんて考えられない。
あなたがいて、初めて私は自分の人生を生きたって、そう思えるようになるの。
（ 市川拓司 ）
611.
結婚は雪景色のようなものである。
はじめはきれいだが、
やがて雪どけしてぬかるみができる。
（ 山本有三 ）
612.
愛も信仰も同じように、
日々のささやかな勤行(ごんぎょう)によって維持される。
（ ジョルジュ・ローデンバッハ ）
613.
女が君を愛すると誓っても、必ずしも信じるわけにはいかない。
しかし君を愛さないと誓った時にも、やはり信じすぎないほうがよい。
（ エドゥアール・ブールデ ）
614.
人生には３つの坂がある。
上り坂と下り坂、そして、「まさか」。
（ 作者不詳 ）
615.
僕が思うにだ、女は女の生活をしようとする。
男は男の生活をしようとする。
そしてお互いに、相手を引っ張り合って、とんでもない方向に行ってしまうんだ。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
616.
女との別れぎわほど男の本性がハッキリと出るものはない。
冷たい男は冷たい別れ方をする。
物質万能の男は札束で頬をはるような別れ方をするが、情のある男は、同じ別れ方でも、脇から見ていて、涙を誘う切切たるものを残す。
（ 奥村綱雄 ）
617.
愛する女と一緒に日を送るよりは、愛する女のために死ぬ方がたやすい。
（ バイロン ）
618.
亀の肉がさまざまな肉の味わいを持っているのと同じく、結婚もまたいろいろと変わった味を持っている。
そして、亀が歩みののろい動物であるのと同じく、結婚もまた足取りののろいものである。
（ キルケゴール ）
619.
結婚したほうがいいのか、それともしないうがいいのかと問われるならば、わたしは、どちらにしても後悔するだろうと答える。
（ ソクラテス ）
620.
長いこと結婚指輪が活躍してくれましたわ。
誘惑からも守ってくれました。
（ エルマ・ボンベック ）
621.
結婚は顔を赤くするほど嬉しいものでもなければ、
恥ずかしいものでもないよ。
（ 夏目漱石 ）
622.
この世で一番重い物体は、もう愛していない女の体である。
（ ヴォーヴナルグ ）
623.
人を見る目に長けた親切な老婦人たちによれば、猫は的確に男を見抜くそうだ。
猫はいつも良い男のところに行くというのだ。
（ ヴァージニア・ウルフ ）
624.
一日幸せでいたいならば、床屋に行け。
一週間幸せでいたいなら、車を買え。
一ヶ月幸せでいたいなら、結婚をしろ。
一年幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。
（ イギリスの格言 ）
625.
ガミガミ言われたきゃ結婚しろ。
ほめられたけりゃ死ね。
（ アイルランドの格言 ）
626.
自分自身以上に愛するものがあるとき、人は本当に傷つくのだ。
（ 映画『グッド・ウィル・ハンティング』 ）
627.
結婚生活を退屈させない唯一の方法は、
双方が全力をあげて伸びようとすることである。
（ 大庭みな子 ）
628.
愛と憎しみは双生児である。
愛すればこそ憎むし、
憎むほどの思いがあってはじめて愛するのだ。
（ 野上弥生子 ）
629.
男は恋をささやくときは四月みたいだけれど、結婚してしまえば、十二月よ。
女も、娘のころは五月だけれど、人妻になると、空模様は変わってしまう。
（ シェイクスピア ）
630.
「人生最良の時は結婚式の日だった」
「最悪の時は？」
「それ以後の毎日」
（ 映画『シティ・スリッカーズ』 ）

631.
結婚とはまさしく相互の誤解に基(もと)づくものである。
（ オスカー・ワイルド ）
632.
四ヶ月の交際が一生を保証するだろうか？
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
633.
五十になれば五十の縁。
（ ことわざ ）
634.
できるだけ早く結婚するのが女の務めであり、できるだけ永く結婚しないでいるのが男の務めである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
635.
朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。
元来、客の身なれば好き嫌いは申されまじ。
（ 伊達政宗 ）
636.
あなたの娘が結婚に成功すれば、一人の息子を持ったことになる。
しかし成功しなければ娘を失ったことになる。
（ フランシス・クルーワーズ ）
637.
結婚は素晴らしいことだが、結婚生活という習慣をつけたことは誤りだと思う。
（ サマセット・モーム ）
638.
三十年の結婚生活の後にも、貞淑な妻に優雅ささえあれば、彼女は結婚の最初の日のように夫の気に入る。
（ ジャン・ジャック・ルソー ）
639.
独り者は人生の半分しか生きていない
（ モーツァルト ）
640.
愛することは、この世に自分の分身を持つことである。
（ 吉行淳之介 ）

641.
結婚生活を末永く導いてゆくものは、
普通の意味での恋愛でもなく、
また情痴の世界でもなく、
それらを経た後に来る慈悲
――人間のあるがままの姿への愛情であろう。
（ 亀井勝一郎 ）
642.
結婚生活をいくらでもほめたたえてよい。
しかし自分自身は独身でいたまえ。
（ ヘンリー・フィールディング ）
643.
人生はチャンスだ。
結婚もチャンスだ。
恋愛もチャンスだ。
（ 太宰治 ）
644.
人は愛しているかぎり許す。
（ ラ・ロシュフコー ）
645.
女性を力強く守ることのできる者だけが、女性の愛願を得るに値する。
（ ゲーテ ）
646.
誰でも人を愛することができるわ。
でもそれは、人を所有するということじゃないわ。
（ 映画『予期せぬ出来事』 ）
647.
離婚の動機ですって？
ありますとも、弁護士さん。
それは、私が結婚しているということです。
（ エミール・ポラック ）
648.
こっちでいくら思っても、向こうが内心他の人に愛の目を注いでいるならば、私はそんな女と一緒になるのはいやなのです。
（ 夏目漱石 ）
649.
真実の愛というのは、実に馬鹿げたもので、活気も無く、風情も無く、面白みも無い。
しかし、これが真実なのです。
（ ジャン・アヌイ ）
650.
女の至上の歓びは男の自惚れを傷つけることである。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）

651.
男はどんな女とも幸福にやっていくことができる。
その女を愛さない限りは。
（ オスカー・ワイルド ）
652.
結婚生活──この激しい海原(うなばら)を乗り越えていく羅針盤はまだ発見されていない。
（ ヘンリック・イプセン ）
653.
愛情には一つの法則しかない。
それは愛する人を幸福にすることだ。
（ スタンダール ）
654.
釣りをしている夫の姿を見たことのない女房は、
自分がどれほど辛抱強い男と結婚したか気がつかない。
（ エドガー・ワトソン・ハウ ）
655.
女は男の失敗を許さない。
女は常に完全な男性を要求する。
（ チェーホフ ）
656.
幸福な結婚は喜びを倍増させ、悲しみを半分にする。
（ ある79歳の人の言葉 ）
657.
恋のない結婚のあるところには、結婚のない恋が生まれることだろう。
（ ベンジャミン・フランクリン ）
658.
結婚は、愛という多くの短い愚行を終わらせる。
一つの長い愚行として。
（ ニーチェ ）
659.
結婚は、悲しみを半分に、喜びを二倍にしてくれる。
（ 西洋の格言 ）
660.
良き妻は、夫が秘密にしたいと思っていることを常に知らぬふりをする。
それが結婚生活の礼儀というものである。
（ サマセット・モーム ）

661.
婦人の運命は
その愛される分量の如何(いかん)にある。
（ ジョージ・エリオット ）
662.
結婚をしないで、なんて私は馬鹿だったんでしょう。
これまで見たものの中で最も美しかったものは、腕を組んで歩く老夫婦の姿でした。
（ グレタ・ガルボ ）
663.
現代では一回では上手く結婚できることは決してない。
やり直す必要がある。
（ アルフレッド・カピュ ）
664.
結婚前には目を見開き、結婚してからは目を閉じていることだ。
（ トーマス・フラー ）
665.
結婚の幸福は、まったく運次第ですもの。
お互いに気心がわかっていても、前もって似ていても、そんなことで幸せが増すというわけのものじゃないわ。
（ ジェーン・オースティン ）
666.
結婚するのは、二人とも他に身の振り方がないからである。
（ チェーホフ ）
667.
子供が多いということは素晴らしい利益である。
結婚の安定性を増すのである。
（ グリーン ）
668.
一人の女しか愛さない男はしばしばもっとも幸福な生活を送るが、死ぬときはもっとも孤独な死に方をする。
（ ヘミングウェイ ）
669.
結婚は夫によって、または妻によって創り出されるものではなく、逆に夫と妻とが結婚によって創られるのだ。
（ マックス・ピカート ）
670.
３週間互いに研究しあい、３ヶ月間愛し合い、３年間喧嘩をし、３０年間我慢しあう。
そして子供達が同じことをまた始める。
（ イポリット・テーヌ ）

671.
ひどく憎んでいる限り、まだいくらか愛しているのである。
（ デズウリエール夫人 ）
672.
結婚というものは、
ウナギをつかもうと思って、
蛇の入っている袋に手を入れるようなものだ。
（ ディミトリー・メレシュコフスキー ）
673.
愛情のない結婚は悲劇だ。
しかしまるっきり愛情のない結婚よりいっそう悪い結婚が一つある。
それは、愛情はあるが片一方にだけ、という場合だ。
（ オスカー・ワイルド ）
674.
金がなくて恋愛結婚をすれば、楽しい夜と悲しい昼を持つ。
（ 西洋のことわざ ）
675.
男と女というこうも違った、
また複雑な人間の間で、
互いに良く理解しあい、
ふさわしく愛するために、
一生を費やして長すぎるということはない。
（ オーギュスト・コント ）
676.
離婚は事実において結婚の破壊ではない。
むしろ、結婚を維持する第一条件である。
（ ジョージ・バーナード・ショー ）
677.
男は女にすべてを与えよと求める。
女がその通りにすべてを捧げ、生涯をあげて献身すると、男はその重荷に苦しむ。
（ ボーヴォワール ）
678.
女は愛されることを求め、理解されることを求めない。
（ オスカー・ワイルド ）
679.
結婚しても愛することはできる。
しかし結婚すれば今まで以上に働かねばならない。
働いて働いて、その結果、愛することを忘れてしまうのである。
（ アルベール・カミュ ）
680.
たった一人の人だけ愛し、他のみんなのことなど気にかけないような、そんな愛は愛ではありません。
それは、一緒に暮らすだけの結合か、さもなければ広い意味の自己中心主義です。
（ エーリヒ・フロム ）

681.
四十歳を過ぎると、自分の習慣と結婚してしまうのだ。
（ メレディス ）
682.
離婚から結婚を深く理解できる。
（ 中村久瑠美 ）
683.
人間の一生のあらゆる行動のうちで、結婚は他人に関係することの最も少なきものである。
だがそれはまた、あらゆる行動の中で他人に干渉されることの最も多きものである。
（ ジョン・セルデン ）
684.
恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる。
（ リヒテンベルク ）
685.
人生の目的は、どこのだれがそれを操っているにしろ、手近にいて愛されるのを待っている誰かを愛することだ。
（ カート・ヴォネガット・ジュニア ）
686.
恋愛――患者を結婚させるか、あるいはこの病気を招いた環境から引き移すことによって治すことができる一時的精神異常。
（ アンブローズ・ビアス ）
687.
一般に女性は三つの妄想を抱いている。
第一に、結婚が男を作り変えるだろうということ。
第二に、かつて自分を拒んだ恋人は、生涯失恋の痛手をこうむるだろうということ。
第三に、他の女達がその辺にいなくなりさえすれば、彼はやがて戻ってくるだろうということ。
（ マイルトル・リード ）
688.
女の「イエス」と女の「ノー」は同じようなものさ。
そこに一線を引くなんて無謀なことだよ。
（ ミゲル・デ・セルバンテス ）
689.
女は自分の中に子宮を持っている。
自分で自分をはらむことは出来ないけれど、感覚として、自分を包み込むことは難しくない。
だから女は一人でも生きてゆける。
（ 岡本敏子 ）
690.
愛は永遠ならず、永遠に努めるもの。
（ ドクトル・チエコ ）

691.
女の直観の鋭さは並大抵のものではない。
あの直観、あの本能の鋭さは、考えないで生きてきた数百万年もの長い歳月のうちに養われてきたものなのだ。
（ ルパート・ヒューズ ）
692.
いわゆる恋愛結婚とは、幻想を父とし、必要性を母とするものである。
（ ニーチェ ）
693.
人は一人でも生きていける。
しかし、それだと生きることしかできない。
（ ゲーム『家族計画』 ）
694.
結婚は、ほとんどすべての人が歓迎する悪である。
（ メナンドロス ）
695.
愛はしばしば結婚の果実である。
（ モリエール ）
696.
学歴の高い男性ほど怪しめ。
勤勉で有能である男ほど危ない。
（ 荒川洋治 ）
697.
いつまで一緒にいられるか分からないということをしっかり心にとめて、お互いを大切にしよう。
（ ジョシュア・リーブマン ）
698.
金を分かち合えば愛を増し、金を与えれば愛を殺す。
（ スタンダール ）
699.
女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。
（ アドルフ・ヒトラー ）
700.
結婚は男にとって、しばしばひとつの危機である。
その証拠に、多くの男の精神病患者が婚約期あるいは結婚生活の初期に生まれるからである。
（ ボーヴォワール ）

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