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青春の名言
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101.
何かにつけて青春が未来を喋々(ちょうちょう)するのは、ただ単に彼らがまだ未来をわがものにしていないからにすぎない。
何事かの放棄による所有、それこそは青春の知らぬ所有の秘訣だ。
（ 三島由紀夫 ）
102.
青春時代が夢なんて あとからほのぼの想うもの。
青春時代の真ん中は 胸に棘刺さすことばかり。
（ 阿久悠 ）
103.
偶然がまだ運命と同一に思われるのは、
青春時代の初めだけである。
あとになれば、
生の本当の道は内面によって規定されていたのだ、
ということを知るようになる。
（ シュテファン・ツヴァイク ）
104.
意欲がなくなったとき、青春は終わりを告げる。
（人間の）最大の特権は、年をとっても意欲を保つことである。
（ ホセ・インヘニエロス ）
105.
青春？
それはすばらしいものだ！
しかし子供たちにそれを浪費させてしまうのはなんと罪なことだろう！
（ ジャック・ドゥヴァル ）
106.
希望とは何か──あそび女(め)だ。
誰にでも媚び、すべてを捧げさせ、お前が多くの宝物──お前の青春を失ったときにお前を棄てるのだ。
（ シャンドル ）
107.
（恋愛と同様に）青春へのあこがれも、私たちはある種のイメージに導かれている。
青春特有の、行き場のないもどかしさや野心が詰まった暗さ、苦しさにあこがれている部分もある。
（ 齋藤孝 ）
108.
青春などといわれてよろこんでいるような青春は、すでに青春の力を失った脱け殻的青春でしかすぎない。
（ 安部公房 ）
109.
僕の青春は僕から逃げていく。
病気というのはそのことだ。
（ アルベール・カミュ ）
110.
ひとたび睡眠というこの青春の泉に（自分を）浸すと、私は自分の年齢をあまり感じないし、自分がまだ健康であると信ずることができる。
（ アンドレ・ジッド ）
111.
若い娘が学ぶことを愛し、若い男が教えることを愛する場合に結ばれる青春時代の友情は、ひとつの美しい事柄である。
（ ゲーテ ）
112.
私たちは、恋や青春の孤独を知識として知っているからはまっていくのかもしれない。
（ 齋藤孝 ）
113.
どれほど深く苦悩にひたっていようとも、きみはやはり青春の幸に生まれた身。
勇気をふるいたまえ、敏捷なすこやかな歩みに。
友情にかがやくあかるい空へ歩をはこび、思いやりのある善き人々の中にあるのを感じたまえ。
そのとき、生の晴れやかな泉がきみに湧き出てくれますように。
（ ゲーテ ）
114.
青春ほど死の翳（かげ）を負い、死と背中合せな時期はない。
（ 坂口安吾 ）
115.
傷つけ、傷つけられる、そのいたみこそ青春のあかしだ。
青春こそがこの世界の肉体であり、エネルギー源なんだ。
青春は永遠に、はじめからのやり直しだ。
（ 岡本太郎 ）
116.
自分の青春を、老年になって初めて経験するような人々がいる。
（ ジャン・パウル ）
117.
情熱とは、観念の最初に発展したものにほかならない。
それは心の青春なのだ。
（ ミハイル・レールモントフ ）
118.
川というものは、海に流れ込む直前の一箇所で、奇妙に躊躇(ちゅうちょ)して逆流するかのように流れが鈍くなるものである。
私の青春も川から海へ流れ込む直前であったのであろう。
（ 太宰治 ）
119.
本来、青春期には誰でもどうしようもない鬱屈を抱えている。
それを時代の空気でごまかし、きちんと向き合わないことは、決して幸福なことではない。
（ 齋藤孝 ）
120.
人は年を取ると青年時代より満足している。
だが、それだからといって私は青年時代をとがめようとは思わない。
なぜなら、青春はすべての夢の中で輝かしい歌のようにひびいて来、青春が現実であったときよりも、いまは一段と清純な調子でひびくのだから。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
121.
だいたい人生では、同じ時間というものがない。
青春という人生へのスタートは、一回きりしか許されない。
いくら悔いても、やり直しはきかないのだ。
あたりまえのことだが、ここが大事だ。
（ 本田宗一郎 ）
122.
青春というのは、幻滅の甘やかさを知るために準備された一つの暗い橋なのだ。
（ 寺山修司 ）
123.
花がみなしぼむように、青春が老いに屈するように、一生の各階段も知恵も徳もみな、その時々に花を開くのであって、永続は許されない。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
124.
もし彼ら（＝青年）の追求する目的が大きく高い場合には、（過失によって）彼らの流す血は実に美しく、そのような過失は断じて悔恨を伴うことはない筈である。
それは若気のあやまちなどではもちろんなく、青春時代の誇りということができよう。
（ 河盛好蔵 ）
125.
私は友情と女性の愛と青春を信じてきた。
いまはそれがつぎつぎと私を見捨てた。
（ ヘルマン・ヘッセ ）
126.
青春というものは奇妙なものだ。
外部は赤く輝いているが、内部では何も感じられないのだ。
（ サルトル ）
127.
青春は、それが青春という理由だけで、もう清らかなのです。
（ ドストエフスキー ）
128.
すでに舟は用意されている。
いかなる恐怖も青春の意気をはばまない。
なぜなら海陸のつわものどもが、世の果てまで同行のつもりだから。
（ カモンイス ）
129.
年をとる。
それはおのれの青春を、歳月の中で組織することだ。
（ ポール・エリュアール ）
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