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何でも思い切ってやってみることですよ。
どっちに転んだって人間、野辺の石ころ同様、骨となって一生を終えるのだから。

[出典]
坂本竜馬[坂本龍馬、さかもと・りょうま](江戸時代末期の志士、1836〜1867)
[関連カテゴリー]
思い切ってやる
やってみる
転ぶ
野原
石ころ

一生を終える
[関連文]
※野辺(のべ)=野原
[解説]
皆さんの周りに、失敗を恐れるあまり、何かやりたいことがあっても挑戦しないという人はいませんか?
また、皆さん自身はどうですか?

■人は、失敗したときの「損失」を過大視する傾向があります。
失敗しても、実は失うものはたいしてないのに、「失敗」を過剰に恐れてしまうのです。
失敗で失うものは何であるか?
それはどれくらい大切なものなのか?
そして、失敗して失うものと、挑戦しないで失うもののどちらが大きいのか?
これらを冷静かつ論理的に分析しなければいけません。

■「失敗」を恐れる理由で多いのが、人の目や体面を気にしてしまうことです。
プライドが高い人は、失敗を人から指摘されたり、陰で噂されたりするのをひどく気にしたり、嫌がる傾向があります。
そのため、挑戦することにも臆病になってしまうのです。
しかし挑戦して失敗するより、挑戦せず失敗しない方が、はるかに恥ずかしいことです。
もし、人の失敗を笑う人間がいるとしたら、それこそ「恥ずかしい人間」です。
相手にしないことです。

■また、社会人が「失敗」を恐れる理由でよくありがちなのが、「現在の安定した仕事を失いたくない」という「恐怖感」があります。
自分のやりたいことをやるためには、仕事をやめなければならない。
または、仕事にさく時間やエネルギーを減らさなければならない。
でも、失敗したら仕事や地位を失ってしまうので、そんなリスクは到底冒せないというものです。

■失敗するかもしれない。
仕事や地位を失うかもしれない。
恋人や友人や家族から見放されるかもしれない。
何もかも失うかもしれない。
結局みんな、悪い想像の「かもしれない」の鎖でがんじがらめにされ、身動きがとれなくなるのです。

■ここで大事なのは、「成功するかもしれない」の「かもしれない」があることを思い出すことです。
成功する確率は、失敗する確率よりずっと小さいかもしれません。
しかし、「ゼロ」ではありません。
また、成功する確率は本人の努力と工夫次第で、いくらでも高めることができるという事実も思い出すことです。

■また、現在しがみついている仕事や地位は、自分のやりたいことを我慢してまで、犠牲にしてまで守るに値するものなのかということも、冷静に考えなければなりません。
それでも仕事や地位の方が大事なら、結局心からやりたいことではなかったというだけのことです。

■そして一番大事なのは、腹を決めることです。
人はどうせいつかは死ぬ存在です。
失敗して仮に野垂れ死にしたとしても、死ぬ時期が多少早まっただけです。
そこまで覚悟を決められるなら、成功の程度の差はあれ、きっとうまくやっていけるはずです。
それに、何かに失敗した程度で野垂れ死にする人はいません。
生きることをあきらめない限り。
(流音弥)
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