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猫（ネコ）の名言
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101.
動物の中で、猫はシルクハットにフロックコートを身にまとい、自分のペースで仕事を片付ける政治家だ。
犬は、リーダーの後について、従順にこつこつと働く小作農だ。
（ ロバート・スターンズ ）
102.
ああ、猫と同じくらいミステリアスな作品を書けたらいいのに…。
（ エドガー・アラン・ポー ）
103.
犬は飼い主におもねるが、猫には飼い主がおもねる。
（ ジョージ・ミケシュ ）
104.
猫はミステリアスな存在だ。
彼らの頭の中には、我々が気付くこともできないものが、去来している。
（ ウォルター・スコット ）
105.
猫はひとり気ままに生きる。
仲間など必要としない。
気が向けば命令に従うが、都合が悪くなれば狸寝入りを決めこみ、ありとあらゆるものに爪を立てる。
（ シャトーブリアン ）
106.
猫は、ネズミを愛し、犬を嫌い、人間を保護下におく小型のライオンである。
（ オリヴァー・ハーフォード ）
107.
猫に崇敬の念を抱くことは、
美的感性への入り口である。
（ エラズマス・ダーウィン ）
108.
トラを抱きしめる喜びを知りたがる人間のために、神はネコをお創りになった。
（ フェルナンド・メリー ）
109.
猫の目を見る。
犬の目を見る。
私の心の濁りを見られている。
（ 西岡光秋 ）
110.
一ぴきのねこと
友だちになれたら
ちがってくる　何かが
もっと自由になれるかもしれない
（ 長田弘 ）
111.
寓話作家が描くように
動物がしゃべれるとしたら、
犬は、ぶっきらぼうで、
遠慮なくものを言う正直者だろうが、
猫は、余計な言葉は一言たりとも口にしない、
という希有な才能を持っていることだろう。
（ フィリップ・ギルバート・ハマトン ）
112.
猫は地上に舞い降りた精霊に違いない。
猫は、落ちることなく雲の上を歩くことができるだろう。
（ ジュール・ヴェルヌ ）
113.
猫は魚を食べたいが、足をぬらすのは嫌だ。
（ ジョン・ヘイウッド ）
114.
猫の躾(しつけ)は難しいと言われた。
とんでもない。
私の場合、２日で猫に躾けられてしまった。
（ ビル・ダナ ）
115.
ネコを嫌いな人は、来世ではネズミとして戻ってくる。
（ フェイス・レズニック ）
116.
猫の愛より偉大なギフトがあろうか。
（ チャールズ・ディケンズ ）
117.
猫はどの猫もかならず、お気に入りの場所をもっていて、その場所は季節が変わるごとに変わりますが、一度そこときめたら、どんなときもここときめた、そのお気に入りの場所に落ち着いています。
（ 長田弘 ）
118.
猫は床が水であるかのように
体を投げ出す。
（ ウィリアム・ライアン・フェルプス ）
119.
猫を飼うことはできても、支配することはできない。
（ ケイト・サンボーン ）
120.
犬は、猫の方が利口だと本能的に知っている。
だから、家に猫がやって来ると憤慨するのだ。
（ エリック・ガーニイ ）
121.
もし動物が話せるとしたら、
犬は遠慮なく物を言い、
うっかり口をすべらせるような手合いだが、
猫は、余計はことは決して口にしないという、
稀に見る気品を備えていることだろう。
（ マーク・トウェイン ）
122.
猫を尊重することは
美的感性の第一歩である。
実用性がすべての判断基準となる文化的段階においては、
人間は犬を好む。
（ エラズマス・ダーウィン ）
123.
私が猫好きなのは、
家で過ごす方が好きだからだ。
そして（飼っているうちに）次第に、
猫が家の一部に思えてくる。
（ ジャン・コクトー ）
124.
犬は自分を人間だと思っている。
猫は自分を神だと思っている。
（ 作者不詳 ）
125.
テロリズムとは、ネズミがネコを噛むという意味です。
（ 永六輔 ）
126.
猫は人間に対する意見を持っている。
ほとんど何も言わないが、全部を聞かないほうがいいのは確かである。
（ ジェローム・K・ジェローム ）
127.
猫は、どこに座れば不便になってしまうか、その正確な場所を数学的に計算できる。
（ パム・ブラウン ）
128.
猫なればこそ、王様をジロジロ眺めることができる。
（ ジョン・ヘイウッド ）
129.
猫も当然男の親友になれるが、
猫はそれを認めてはくれない。
（ ルイス・J・カミュティ ）
130.
猫は美しい王女になっても、鼠を捕ることをやめない。
（ カール・ルートヴィヒ・ベルネ ）

131.
優美な花瓶のごとく、猫は、じっとしていても流れるようだ。
（ ジョージ・ウィル ）
132.
家族同様に暮らしていくうちに、猫はしだいに家庭の中心的存在になってくる。
この愛らしくも不思議な動物は生き生きとした静けさをかもしだし、王のような気品を漂わせながら悠然とわれわれのあいだを歩きまわり、自分にとっておもしろそうなもの、楽しそうなものを見つけたときのみ足をとめる
（ ジャン・コクトー ）
133.
知性ある人間は、
猫の前で得意満面をつくったりはしない。
猫ほど見事にそれを無視する生き物はいないからである。
（ イポリット・テーヌ ）
134.
犬は主人を持ち、猫はスタッフを持つ。
（ 作者不詳 ）
135.
たとえば猫の場合だが、彼らは黙して語らない。
その代わり深く考え、さまざまに思いをめぐらせる。
（ アンドリュー・ラング ）
136.
猫は究極のナルシストだ。
始終身繕いをしているのを見れば分かる。
（ ジェームズ・ゴーマン ）
137.
犬は所有できるが、
猫には餌をあげることしかできない。
（ スニーキー・パイ・ブラウン ）
138.
猫に小判
（ 日本のことわざ ）
139.
猫、名詞 (1) ブザー内蔵の膝暖房器。
（ 作者不詳 ）
140.
女と猫は自らのやりたいようにやる。
男と犬はリラックスして受け入れようとする。
（ ロバート・ハインライン ）

141.
猫は特別な存在だ。
抱くことしかできないのだから。
（ ケイトリン・タイ ）
142.
我々には心の奥深くに猫と同じ欲望がある。
猫はそれに沿って生活している。
（ ジム・デイビス ）
143.
わたしにとっての猫は、いわば物言わぬ哲学者のような存在であって、すぐれて耳澄ますことに秀でた、日々の対話の相手です。
（ 長田弘 ）
144.
猫と女は、だまって居(い)れば（こちらの）名を呼ぶし、近寄って行けば逃げ去る。
（ 太宰治 ）
145.
両腕の間(あい)の虚(うつ)ろを埋(うず)めんと　猫を抱(いだ)けばイヤイヤと啼(な)く
（ 松平盟子 ）
146.
無名であることの誇りこそが、おろかな人間たちのあいだで生きるすべての猫たちに、つねに独自の威厳をもたらしてきた。
（ 長田弘 ）
147.
猫と女は、呼ぶと逃げ、呼ばないとすりよってくると言うが、運命もまた、こっちが冷たくしていると機嫌とりにやってきて、こっちがしつこく追いまわすと遠ざかってしまう。
（ 寺山修司 ）
148.
犬は〈自然〉でありながらも〈人工〉的な存在である。
しかし、猫は自然そのものといっていい。
（ 田辺聖子 ）
149.
猫……ヒゲのある女の子
猫……闇夜の宝石詐欺師
猫……謎解きしない名探偵
猫……この世でいちばん小さな月を二つ持っている
（ 寺山修司 ）
150.
猫……青ひげ公の八人目の妻
猫……財産のない快楽主義者
猫……毛深い怠け娼婦
猫……このスパイは　よく舐(な)める
（ 寺山修司 ）

151.
ねこは生きたいように生きる
ゆきたいところへ
すばやく走る
（ 長田弘 ）
152.
雄々しくネコは生きるのだ 尾をふるのはもうやめなのだ 失敗おそれてならぬのだ 尻尾を振ってはならぬのだ 女々しくあってはならぬのだ お目々を高く上げるのだ
（ 井上ひさし ）
153.
私は（ねこに）鰯(いわし)を一尾なげてやった。
ねこは逃げ腰をつかいながらもたべたのだ。
私の胸は浪(なみ)うった。
わが恋は容(い)れられたり。
（ 太宰治 ）
154.
ねこは何もいわずに語る
はげしく愛して
ゆっくり眠る
（ 長田弘 ）
155.
胸のドアを開けなくちゃ
ねこが　きみの
こころにはいれるように
胸のドアを開けなくちゃ
（ 長田弘 ）
156.
自然は私たちに、どんな生物でも「引きこもる」ことが必要だと教えてくれる。
熊は冬眠する。
猫は見えないところを這っていく。
植物でさえ冬の間は姿を消す。
来たるべき春に備えて命の洗濯をするのがこの時期なのである。
（ ヘーゼルデン財団 ）
157.
イスタンブールで会った男が、絶対に神はネコだと言った。
どうしてそれがわかるのかを尋ねたらこう言った。
「神に祈っても、無視されるから」。
（ ローウェル・トーマス ）
158.
私は犬や猫を大事にしない奴を信用しない。
（ エイブラハム・リンカーン ）
159.
この世でどう猫に接するかが、天国でのステータスを決める。
（ ロバート・ハインライン ）
160.
その歩き方、獲物に忍び寄る様、そして話し方……それらが、どんなありふれた猫をも、類い稀な存在に変えてしまう。
（ ピーター・コリアー ）

161.
どんなものも待つ者の元にやってくる……猫を除いては。
（ マリリン・ピーターソン ）
162.
犬は犬、鳥は鳥、そして猫は人だ。
（ マグシー・ピーボディ ）
163.
猫の舌は毒、犬の舌は癒し。
（ フランスの格言 ）
164.
犬は呼ばれるとすぐにやって来る。
猫はメッセージを受け取り、後で折り返す。
（ メリー・ブライ ）
165.
犬と猫ではペットとしてどちらが良いか、ということになると、これは勝負にならない。
ジャーマン・シェパードを、一皿のドライフードと水、それにトイレと一緒に家に残して、週末出かけてみればよい。
（ ロバート・スターンズ ）
166.
犬はリベラリストのようなもので、すべての人を喜ばせようとする。
猫は、みんなが自分を愛していることを知ろうともしない。
（ ウィリアム・クンスラー ）
167.
再度申し上げておくが、犬は犬、猫は猫だ。
（ T・S・エリオット ）
168.
最も愚かな猫でさえ、どんな犬よりもものを知っている。
（ エレノア・クラーク ）
169.
窮鼠、猫をかむ。
（ 日本のことわざ ）
170.
猫を描けるというのは、何と光栄なこと。
（ オリバー・ジョンソン ）

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