名言ナビ
→ トップページ
今日の
瀬戸内寂聴の名言
☆
6月29日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
自分の健康と精神の若さと、可能性に、自ら見切りをつけた時から老いは始まる。
(
瀬戸内寂聴
)
2.
一切の執着を捨て去るということ、それが悟ることです。
(
瀬戸内寂聴
)
3.
育てたり、育てられたりする男女の愛などは希(ねが)わず、だまって向かいあい、あたためあうだけの愛が、最も自然なやすらぎのある男女の愛と呼べるのではないか。
ただしそれは馴れあいと惰性と怠惰にあぐらをかいている世の夫婦の愛とはまったく似て非なるものである。
(
瀬戸内寂聴
)
4.
これだけのことをしてあげたのだから、向こうだってこれだけのことを……。
それでは取引であろう。
お返しというだけでなく利息という余分までつけて返してほしい。
渇愛の最後はここまでいく。
こうなるとまるで銀行預金に似てくる。
(
瀬戸内寂聴
)
5.
適齢期とは世間で決めるものではなく一人一人それぞれ下着のサイズがちがうように違います。
四十五歳あるいは五十五歳でいい結婚相手が見つかれば、その時がその人の適齢期なのです。
(
瀬戸内寂聴
)
6.
人間は互いに許し許されて生きているのです。
自分のことも相手がずいぶんがまんしてくれているという点を考えてみましょう。
(
瀬戸内寂聴
)
7.
人間は人間を決して救うことは出来ないし、ゆるすことも出来ない。
けれども人間は人間を思いやることは出来る。
他人の悲しみを悲しみ、他人の喜びを喜ぶことは出来る。
(
瀬戸内寂聴
)
8.
無償の愛は親の子に対する時だけかもしれない。
男女の間で、無償の愛に甘んじていられるようになったら、もうそれは男と女とではなく、どちらかが肉親的になっているか、神に近づいていることだろう。
(
瀬戸内寂聴
)
9.
(※恋愛の)情熱の火は燃えれば必ずおとろえるのが自然の現象。
(
瀬戸内寂聴
)
10.
互いの傷をなめあう獣の目のやさしさが、人間の男女の愛にももっとよみがえっていいのではないか。
(
瀬戸内寂聴
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ