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今日の
田辺聖子の名言
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6月4日
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1.
女は大体において、ゴメンナサイ、というのを好まない。
(
田辺聖子
)
2.
率直なことは残酷なことである。
(
田辺聖子
)
3.
ココロとココロのむすびつきは食べることからはじまる。
(
田辺聖子
)
4.
違いのわからないのが本当の男です。
わかる男はまだ幼稚でコドモです。
違いがわからぬということが、わかるようになるまで四、五十年かかりますな。
(
田辺聖子
)
5.
オトナというものは、ナアナアで済ませるものだ。
重箱の隅を楊枝(ようじ)でほじくるようなことはせず、舌打ちしながらも、ええい、と目をつぶっておくものだ。
それが世間のオトナの論理というものだ。
(
田辺聖子
)
6.
言うて聞かす、いうても、それは一方的に自分の考えを押しつけることになるわ。
(中略)人間の心なんて、ハイ、それでは、ときくもんとちがうわよ。
(
田辺聖子
)
7.
(※言いたいことに)あんまり大きな中身があるときは、却(かえ)って言葉は空転して、手近なもんで間に合わせることがある。
(
田辺聖子
)
8.
人は人によってのみ、傷つけられ殺される。
人の言葉。人の仕打ち。人の感情。
それだけが、人を生かしもし、殺しもするのである。
(
田辺聖子
)
9.
ええ女というのは、明敏にしてちゃらんぽらんなトコのある女。
(
田辺聖子
)
10.
子供をタガにはめ、人がましく仕上げるのは、なみなみならぬ、気力を要求されるのだ。
(
田辺聖子
)
11.
美しいものは人類のタカラモノだ。
(
田辺聖子
)
12.
小説には、たくさんの人に読まれてなおよくなる小説と、読まれすぎてつまらなくなってしまうものがあるから、むつかしい。
(
田辺聖子
)
13.
親が子を叱るのはあたり前、とか、愛の鞭(むち)などというのはよくいわれるが、しかしそれも人により、誰にでもできぬ(=誰にでもできることではない)。
(中略)心のきめのこまかい、気よわな平和主義の人間にはむつかしいことである。
人には向き不向きがある。
(
田辺聖子
)
14.
人がその生涯にひきおこすさまざまの事件の祖型(そけい)は、すでに子ども時代に出来ている。
(
田辺聖子
)
15.
大衆というものは、不思議なもの、バカにしてはならん、ならんが、バカなところもあり、実にとらえどころのないもの、御(ぎょ)し易いようでいて、怖いもの。
(
田辺聖子
)
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