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今日の
短歌・道歌の名言
☆
6月19日
☆
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1.
くもりなき一つの月をもちながら
浮き世の雲に迷ひぬるかな
(
一休禅師
)
2.
打つ人も 打たるる人も 諸(もろ)共に
唯ひとときの 夢の戯(たわむ)れ
( 夢窓疎石 )
3.
うつし世の大き悲しみを三たびまで
凌(しの)ぎし人は常にやさしき
(
吉野秀雄
)
4.
今まではさまざまの事してみたが
死んでみるのはこれが初めて
( 淡島椿岳 )
5.
何がなしに
息きれるまで駆け出してみたくなりたり
草原(くさはら)などを
(
石川啄木
)
6.
うぬ惚(ぼ)るる友に
合槌(あひづち)うちてゐぬ
施与(ほどこし)をするごとき心に
(
石川啄木
)
7.
この四五年、
空を仰(あふ)ぐといふことが一度もなかりき。
かうもなるものか?
(
石川啄木
)
8.
死ぬことを
持薬(ぢやく)をのむがごとくにも我はおもへり
心いためば
(
石川啄木
)
9.
あたらしき心もとめて
名も知らぬ
街など今日(けふ)もさまよひて来(き)ぬ
(
石川啄木
)
10.
かの旅の夜汽車の窓に
おもひたる
我がゆくすゑのかなしかりしかな
(
石川啄木
)
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