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今日の
短歌・道歌の名言
☆
6月29日
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1.
人とともに事をはかるに
適せざる、
わが性格を思ふ寝覚(ねざめ)かな。
(
石川啄木
)
2.
実相に観入して自然・自己一元の生を写す。
これが歌の上の写生で、写生は決して単なる記述などではない。
(
斎藤茂吉
)
3.
世の中は何か常なるあすかがは
昨日の淵ぞ今日は瀬となる
( 『古今集』 )
4.
呆(ほう)としてすごせし時間安らぎの
ごとくに椅子(いす)の窪(くぼ)みに溜(たま)る
( 鈴木淳三 )
5.
かなしきは
飽(あ)くなき利己の一念を
持てあましたる男にありけり
(
石川啄木
)
6.
おびただしき煙は吐けどわが過去は
焼きてはくれぬゴミ焼却炉
( 小原保 )
7.
長く長く忘れし友に
会ふごとき
よろこびをもて水の音聴く
(
石川啄木
)
8.
来山(らいざん)はうまれた咎(とが)で死ぬる也(なり)
それでうらみも何もかもなし
( 小西来山 )
9.
世の中に人の来るこそ楽しけれ
とはいうもののお前ではなし
(
蜀山人
)
10.
おしなべて ものをおもはぬ人にさへ
心をつくる 秋のはつかぜ
(
西行
)
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