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今日の
日本の文豪の名言
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5月24日
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1.
自然を翻訳すると
みんな人間に化けてしまうから面白い。
崇高だとか、偉大だとか、雄壮だとか、
みんな人格上の言葉になる。
(
夏目漱石
)
2.
人の力を以(も)って過去の事実を消すことの出来ない限り、人は到底運命の力より脱(のが)るることは出来ない。
(
国木田独歩
)
3.
無理してよろこぶな
理屈でよろこぶな
自然によろこべる時に
よろこべ。
(
武者小路実篤
)
4.
死んだ者の罪を問わないのは、今は生きていてやがて死ぬ者の、深い真理かもしれませんよ。
(
川端康成
)
5.
いいと思った事は、どんな小さな事でもするがいい。
(
武者小路実篤
)
6.
すべての平和と幸福とは、短い人生の中にあって最も短い。
それはちょうど、秋の日の障子(しょうじ)の日向(ひなた)の上にふと影を落とす鳥かげのようである。
つと来てはつと消え去る。
(
佐藤春夫
)
7.
人間はあやまちを犯してはじめて真理を知る。
(
三島由紀夫
)
8.
女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのである。
(
萩原朔太郎
)
9.
日本人は三十の声を聞くと青春の時期が過ぎてしまったように云うけれど、熱情さえあれば人間は一生涯青春で居られる。
(
永井荷風
)
10.
民衆の愚を発見するのは必ずしも誇るに足ることではない。
が、我々自身も亦(また)民衆であることを発見するのはともかくも誇るに足ることである。
(
芥川龍之介
)
11.
現状維持というのは、
つねに醜悪な思想であり、
また、現状破壊というのは、
つねに飢え渇いた貧しい思想である。
(
三島由紀夫
)
12.
無理な願望に努力するのは努力の方向の悪いので、
無理ならぬ願望に努力して、そして甲斐のないのは、
間接の努力が欠けて居るからだろう。
(
幸田露伴
)
13.
生死別ルヽ瞬間アラユル外形的取扱ヒヲ辞ス。
(
森鴎外
)
14.
人の光を藉(か)りて我が光を増さんと欲するなかれ。
(
森鴎外
)
15.
一般に人が酒をのむ目的は、心地のよい酩酊に入って忘我の恍惚を楽しむにある。
ところがある種の酒飲みは、飲酒によって全く反対になる。
(
萩原朔太郎
)
16.
初恋に勝って人生に失敗するのはよくある例で、初恋は破れるほうがいいという説もある。
(
三島由紀夫
)
17.
新しき友を探して廻る者は遂に真の友を得る時なけん。
(
国木田独歩
)
18.
事が旨(うま)く行って、知らん顔をしているのは、心持が好(よ)いが、遣(や)り損なって黙っているのは不愉快で堪(たま)らない。
(
夏目漱石
)
19.
人々は求婚から、人生の避けがたく妥協的で、好(よ)い加減のところであきらめる外(ほか)、満足のないという事実を知る。
彼等はそれから卑屈になり、高邁の理想を捨ててしまう。
(
萩原朔太郎
)
20.
人間よりは金のほうがはるかに頼りになりますよ。
頼りにならんのは人の心です。
(
尾崎紅葉
)
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