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701.
お金は使うもの。
人は愛するもの。
（ マダム・ホー ）
702.
（芸術家は）もうかったらどうだとか、成功したらどうとか考えずに、強烈な情熱で燃え上がる。
（ 岡本太郎 ）
703.
金がいらぬという男は怖ろしい。
名誉がいらぬという男も怖ろしい。
無私、無欲、滅私奉公などという人間にいたっては、ぼくは逸早(いちはや)くおぞ気をふるって、厳重な警戒を怠らぬようにしてきている。
いいかえれば、この種の人間は何をしでかすかわからぬからである。
（ 中野好夫 ）
704.
質問１）わたしはお金持ちになりたいのか？
質問２）なぜお金がほしいのか？
質問３）実際お金持ちになったらなにをしたいのか？
（ スチュワート・ワイルド ）
705.
商売は時の運だ。
投資したり、成功したり失敗したりを繰り返しながら経験を積んでいく。
稼いだお金を尺度にして見ていたら、昨日正しかった人が今日間違った人、ということにもなりかねない。
（ ある華僑の言葉 ）
706.
誰か個人が、お金を所有することは実はできないことだ。
お金は社会の中を流れる川のようなもの。
そして、川の流れを独占することはできないことを知るのだ。
（ 本田健 ）
707.
金は君に食物を持ってきてくれるが、食欲はもたらさない。
（ ヘンリック・イプセン ）
708.
時効ってどうしてあるの？
どうしていつまでも追求しないの？
お金がかかるから？
それとも疲れたから？
（ 永六輔 ）
709.
（従業員の会社に対する）忠誠心を買うことはできない。
（会社が）獲得すべきものである。
金の力で引き留めようとすれば、引き留められた者が誘惑に対する自分の弱さを会社のせいにするだけである。
（ ピーター・ドラッカー ）
710.
わが抱(いだ)く思想はすべて
金(かね)なきに因(いん)するごとし
秋の風吹く
（ 石川啄木 ）
711.
お金は悪いものではありません。
金銭にまつわる悪い出来事は無知と間違った使い方から生じるのであって、お金そのものに責任があるわけではないのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
712.
非行が増え世相は殺伐とし、人間は破局に向かって行進している。
原爆を使わなくても、人間社会はやがて、物質的により高度な社会から順次急速に壊滅していくのだろう。
それは物と金が人の心を急速に汚染していくからだ。
（ ユダヤの名言 ）
713.
古い者は、意地が悪い。
何のかのと、陳腐(ちんぷ)きわまる文学論だか、芸術論だか、恥ずかしげも無く並べやがって、以(もっ)て新しい必死の発芽を踏みにじり、しかも、その自分の罪悪に一向お気づきになっておらない様子なんだから、恐れいります。
押せども、ひけども、動きやしません。
ただもう、命が惜しくて、金が惜しくて、そうして、出世して妻子をよろこばせたくて、そのために徒党を組んで、やたらと仲間ぼめして、所謂(いわゆる)一致団結して孤影の者をいじめます。
（ 太宰治 ）
714.
「たかが骨のために、なして、ひとは高いゼニ出して墓を建てるんじゃろうのう……」
「忘れられたくないからだよ、たぶん」
「人間いうんは弱いもんじゃのう」
（ 重松清 ）
715.
「自己実現のために」会社に入ったり、「能力のいかせる」仕事を選んだりするくらいなら、社長になるために会社に入ったり、年収一億円を目指して守銭奴と化すほうがましだ。
（ 小西聖子 ）
716.
帽子には素早く手を持っていき、財布にはゆっくりと手を持っていけ。
（ デンマークのことわざ ）
717.
女類は、金(かね)が好きだからなあ。
死人の額(ひたい)に三角の紙がはられて、それに『シ』の字が書かれてあるように、女類の額には例外無く、金の『カ』の字を書いた三角の紙が、ぴったりはられているんだよ。
（ 太宰治 ）
718.
帽子を脱いで話をしなければならない人（＝相手）には、金を貸すな。
（ バスク ）
719.
僕は金を稼ぐために夢を見る。
（ スティーヴン・スピルバーグ ）
720.
１０００円のお金を、
３人で平等に分けられない？

１円を募金箱に入れてしまえば、
３人で平等に分けられよ。
（ ながれおとや ）
721.
別に贅沢などしていなくても、日常的にかかる生活費が日本は高すぎるのである。
老後の貯蓄に回せるだけの金銭を現役時代に、知らず知らずのうちに消費しており、それゆえ老後は緩やかに貧困の渦の中に巻き込まれていく。
緩やかゆえに、貧困が迫っていることを当事者は切実に感じることは少ない。
気づいたら・・・、ということである。
（ 藤田孝典 ）
722.
お前の言葉を、お前の財布に合わせよ。
（ イタリアのことわざ ）
723.
ぼくは、普通の生活人が血を吐くような思いで稼いだ銭をこそ、
巧智をめぐらしてかき集めたい。
（ 井上ひさし ）
724.
歯医者──あなたの口の中に金属を入れ、あなたのポケットから金(かね)を抜きとる手品師。
（ アンブローズ・ビアス ）
725.
友に金を貸す者は、二重の損をする。
（ フランスの格言 ）
726.
ああせいせいした。
どうもからだに恰度(ちょうど)合うほど稼いでいるくらい、いいことはありませんな。
（ 宮沢賢治 ）
（ 童話『銀河鉄道の夜』 ）
727.
（効率の良い働き方に変えることよって）残業代が減って浮いたお金は、成果を上げた社員で分ければいいんですよ。
残業代が減って、「コストが下がった」と喜んでいる経営者は愚かとしか言いようがない。
社員の立場からすれば、何のための働き方改革なのか分からなくなる。
やる気だって失せますよ。
（ 松本晃 ）
728.
お金はそんなにあるわけではないからこそ、どこかに重点を置く生き方をする。
（ 木村尚三郎 ）
729.
お金を非難することは、それに羽根がはえて飛び去っていかせることだ。
（ ジョセフ・マーフィー ）
730.
銀行が金を貸したいという時は金を借りなさんな。
もう景気が頂上です。
銀行が金を貸ししぶる時（＝景気が悪い時）、何とか工夫して金を借りるのです。
景気は必ず上り坂になってきます。
古今東西こんな分かりきったことをやらない人が多いのです。
（ 清水雅 ）

731.
真の豊かさとは、
火をつければ燃えてしまう札束をためこむことではなく、
明日になれば泉のように湧き出てくるものがある
という可能性だ。
（ 吉田忠雄 ）
732.
政党の多数と少数とは、
金の多寡(たか)に比例するだけであって、
他に何の意味もない。
（ 犬養毅 ）
733.
金は女性と一緒で、
追いかけると逃げる。
欲しい欲しいでガツガツするほど、
小さく儲けて大きく損をするのがオチだ。
（ 坪内寿夫 ）
734.
資本の真の使い方は、お金を増やすことではない。
お金を増やして、生活を向上することだ。
（ ヘンリー・フォード ）
735.
貧困は僕にとって必ずしも憎むべきものではなかった。
なぜなら、太陽と海は決して金では買えなかったから。
（ アルベール・カミュ ）
736.
電気を発見したのはベンジャミン・フランクリンだが、金を儲けたのはメーターを発明した人だ。
（ アール・ウォーレン ）
737.
人間が死んだり、金銭を失ったり、家がないとか、財産がないとかいうことが、哀れなのではない。
なぜなら、これらすべてのものは、人間にもともと備わっているものではないからだ。
人間は、自分の本来の財産、最高の財産、すなわち「愛するという才能」を失った時が、哀れなのである。
（ トルストイ ）
738.
お金じゃ愛は買えない
（ ビートルズ ）
739.
人格こそは、金よりも階級よりも知性よりも美よりも、優れた持ち物である。
（ ルイーザ・メイ・オルコット ）
740.
使う方の予算だけは厳守され、
入ってくる方の売上は期待通りには増えない。
それが予算制度の実態ではないだろうか。
それゆえに、私は「予算制度は要らない。
　要るお金はその都度、稟議を出せ。
　その都度決済をする」という方法で経営をしてきた。
（ 稲盛和夫 ）

741.
貸すならば、なくしても惜しくないだけの額を貸すことだ。
（ ジョージ・ハーバート ）
742.
節約したお金は、稼いだお金と同じぐらい価値がある。
（ デンマークのことわざ ）
743.
たくさんお金があれば幸せになれるというのは間違い。
そもそもお金は道具です。
道具は自分に必要な量だけあればいい。
道具はたくさんあるけど、やることがない。
そんな人生は本当の意味で、苦しくてつらいと思う。
（ 片山右京 ）
744.
頭脳があるのは金を稼ぐためであり、心があるのは金を使うためである。
（ ファーカー ）
745.
神に代わって人間を支配する三つの力である、金と名誉と享楽との関係を断ったときに、人は初めて自分を自由に感じることができる。
（ カール・ヒルティ ）
746.
自個の著作を売りて原稿料を取るは少しも悪き事に非ず。
されどその著作の目的が原稿料を取るといふ事より外(ほか)に何もなかりしとすれば、著者の心の賤(いや)しき事いふまでもなし。
（ 正岡子規 ）
747.
事業は金(かね)がなければできないが、
正しい確たる信念で裏づけられた事業には、
必ず金は自然に集まってくる。
（ 三島海雲 ）
748.
他人のためにお金を作るようにしなさい。
そうすればあなたにもお金ができます。
あなたは自分が期待していたよりずっと繁栄します。
（ ジョセフ・マーフィー ）
749.
お金は、それがないとアイディアを実行できないので、私を悩ますかもしれないが、夢中にはさせない。
私を夢中にさせるのはアイディアだ。
（ ウォルト・ディズニー ）
750.
蔵建(だ)て乞食のやうに言われけり。
（ 『武玉川』 ）

751.
金は、儲けるより使う方がむずかしいものだ。
（ 豊田佐吉 ）
752.
人類の種族は、
二つの異なる人種、すなわち
借金する人間と、金を貸す人間とから成る。
（ チャールズ・ラム ）
753.
世界中のお金を集めても、
幸福が買えるとはかぎりません。
幸福の王国は、
あなたの感じ方、考え方、
つまりはあなたの心の中にあるのです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
754.
金と名誉を捨てたら人間の“生命”がのこるんだ。
つまり、人間のほんとうの存在だけが生きる。
金と名誉を拒否したところに、人間のほんとうの出発点がある。
（ 岡本太郎 ）
755.
親も無し妻無し子無し版木(はんぎ)無し
金も無けれど死にたくも無し
（ 六無斉 ）
756.
私の人脈の作り方は、ちょっと変わっていて、お金は一切使わないようにしている。
とにかく興味のあることがあったら、サークルを作ってしまうのである。
そして、その会に参加した同士を紹介しあう。
（ 植西聰 ）
757.
子供は親の価値観や幸福感をそのまま引き継いでいく。
お金を得ることだけが幸福だと考える親に育てられれば、お金に執着するようになる。
自分さえ幸福ならばいいと考える親だと、思いやりのない子供が育つ。
（ ドロシー・ロー・ノルト ）
758.
やっとやっていけるだけのお金を望んではいけません。
あなたがやりたいことすべてをやるときに必要なお金を、全部ほしがるべきです。
（ ジョセフ・マーフィー ）
759.
教育に金がかかり過ぎると思うのなら、ためしに無知になってみては。
（ デレク・ボク ）
760.
愛は何よりも大切だとか、金より大切なものがあるとか、大切なのは、それが真実かどうかということではなく、それをどれだけ信じられるかである。
（ 映画『ウォルター少年と、夏の休日』 ）

761.
悪銭身につかず
（ 日本のことわざ ）
762.
金(かね)はすべての利益と同様、
まず忠実さを要求する。
（ ブルワー・リットン ）
763.
今少し冒険に乗り出し、今少し創造力を働かせれば、むやみに体を酷使したり、お金を無駄遣いしたりしなくても、人間はごく手近なものから、素晴らしいアイディアを生み出せるのです。
（ ヴィタ・サックヴィル・ウェスト ）
764.
お金があればかなり良い犬を買うことができる。
だが、お金で犬に尻尾を振らせることはできない。
（ ジョシュ・ビリングス ）
765.
戦争を続けるためには三つのものが必要です。
金(かね)、金、さらに金です。
（ トリビュルス元帥 ）
766.
お金を使って人脈を増やすより、人に喜びを与えて人脈を増やしたほうが、質のいい人脈が得られる。
（ 植西聰 ）
767.
無教養な者であるよりも乞食である方がましだ。
何故なら、乞食に欠けているのはお金だけれど、無教養な者には人間性が欠けているからだ。
（ アリスティッポス ）
768.
金運アップはお金を愛することから始まります。
富は良きものです。
これ（＝富）を無視したり否定してはなりません。
（ ジョセフ・マーフィー ）
769.
あたかも金(かね)に繁殖能力があるかのごとく、金に金を生ませるのは、最も不自然である。
（ アリストテレス ）
770.
（金が）有る時は蟻(あり)が有り、
無い時は梨も無し。
（ 俗言 ）

771.
裁判が、金次第で白と黒と言い負かす技術であることは周知の通りである。
（ ロマン・ロラン ）
772.
私にはたくさんの借金がある。
金は一銭もない。
残ったものは、すべて貧しい者達にゆずろう。
（ フランソワ・ラブレー ）
773.
たとえ人の生命を奪っても、
財布に手をかけてはならない。
人は父親を殺されたことは忘れても、
遺産を失ったことは忘れないからだ。
（ マキャヴェリ ）
774.
金(かね)ほどの使者はない。
（ アラブの格言 ）
775.
お金から自由になるには、二つのことが必要です。
ひとつは、日々のお金の流れを考えなくてもいいぐらいの経済的な余裕を持つことです。
二つ目は、お金のことで、感情的にならないようになることです。
（ 本田健 ）
776.
学校は、同じ金を出せば、同じように誰も一律に扱って、大学だったら、教授先生の意向で生徒がちゃんと守られている、これが学校のいいところですよ。
学校のいいところって、それしかないですよ。
（ 吉本隆明 ）
777.
お金は、目に見えない豊かさの目に見える現れである。
（ ジョセフ・マーフィー ）
778.
「時は金なり」という諺は、「時間はお金のようなもの」という意味です。
時間は、お金と同じように“限られた資源”であり、管理が必要であるという意味なのです。
（ ロバート・G・アレン ）
779.
お金を人間だと思ってください。
もしお金が人間だったとしたら、あなたは、その人をどのように扱っていますか？
（ 本田健 ）
780.
たとえば、資格や新しい技能、スキルを修得するための再就職支援プログラムを開発します。
これに一人百万円を投資したとしても、二百万人でたったの二兆円です。
狸しか通らない田舎の高速道路に数兆円かける金があるなら、こういうところに配分すべきなんです。
（ 糸瀬茂 ）

781.
魚買うた　リンゴ買うた
その金
自分の仲間の人間に
払ったが
魚に　リンゴに
金払った人間は誰もいない
（ 浅田正作 ）
782.
借りる時は友達、返す時は敵。
（ フランスのことわざ ）
783.
もののけじめがなくて、ただゼニカネ勘定のことだけで動きまわり、プランをたて、政策をつくる。
それを有能な官吏(かんり)というふうに思いこんでしまう。
戦後のひとつの特徴である。
（ 花森安治 ）
784.
会社や役所のものと自分のもの、人のゼニと自分のゼニ、そういうけじめがつかなくなっている。
（ 花森安治 ）
785.
私には貧乏を誇るなんて
厭味な、ひねくれた気持はない。
どうかして、
たっぷりとお金を残したいものだと、
いつも思っている。
恒産があれば恒心を生ずるという諺をも信じている。
（ 太宰治 ）
786.
高い宝石を買うには、高いお金を出さなければいけない。
素晴らしい平安を頂くには、それなりの代価を払わなければいけない。
（ 三浦綾子 ）
787.
人生の悲劇は二つしかない。
一つは、金の無い悲劇。
そして、もう一つは、金のある悲劇。
世の中は金だ。
金が悲劇を生む。
（ ドラマ『ハゲタカ』 ）
788.
いい？
これは仕事。
本気で嘘をつく仕事なのよ。
あなたの描く嘘は、誰かがお金を払ってでも騙されたいものかしら？
（ 漫画『G戦場ヘヴンズドア』 ）
789.
金があり余ると、ロクなことがない。
（ 映画『マクリントック』 ）
790.
正義は武器に似たものである。
武器は金を出しさえすれば、
敵にも味方にも買われるであろう。
正義も理屈さえつけさえすれば、
敵にも味方にも買われるものである。
（ 芥川龍之介 ）

791.
財宝は火のようなものである。
非常に役に立つ下男であるかと思えば、いちばん怖ろしい主人でもある。
（ トーマス・カーライル ）
792.
生きていくには金がかかる。
しかし、それだけのことはある。
（ ダグ・ラーソン ）
793.
死んでゆく
地獄の沙汰は　ともかくも
あとの始末が　金次第なれ
（ 歌川広重 ）
794.
豊かさの尺度は、持っているお金の量ではなく、お金に対してあなたがどんな「感情」を抱いているかによる。
（ スチュワート・ワイルド ）
795.
生来の悪党を除けば、
普通の人にとって一番つらいことは、
他人からカネを受け取ることだ。
（ 田中角栄 ）
796.
自分を実際以上に見せることは、そうすることによって、本当の自分がもっと見えにくくなり、自分のことがもっと嫌いになる。
それは、お金のない人が、自分を金持ちに見せようと借金を重ね、他人に振る舞い、自滅していくようなものと似ている。
（ リチャード・H・モリタ ）
797.
楽しみは
後ろに柱　前に酒
左右に女　懐に金
（ 狂歌 ）
798.
（ビジネスの）最初のうちは、持てる限りの経験とノウハウを安全確実で手堅いものにつぎ込んで、投資した資金が確実に４倍になって戻ってくるようにした方がいい。
（ ダン・ケネディ ）
799.
金のない人は、歯のない狼のようなものだ。
（ フランスのことわざ ）
800.
食器でも、箸でも、なんでも、日常に使うものにお金をかけなさい。
私いつも、若い人にそう言うてやるんですわ。
（ 永六輔 ）

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