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今日の
仏教・僧侶の名言
☆ ５月３日 ☆
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1.
とにかく人のことが気になって気になってしょうがない、これが物事にとらわれている心です。
そういう心を無くさない限り、心は安らかになりません。
（ 瀬戸内寂聴 ）
2.
人間が世間の隅で
苦労して
生きてゆくすがたは
あの国宝の
仏像より尊い
（ 榎本栄一 ）
3.
ほかの過ちは見易けれど、
己のは見難し。
（ 『法句経』 ）
4.
万法(まんぼう)は無より生じ、煩悩は我より生ず。
（ 一遍 ）
5.
愛語はよく回天の力あり。
（ 道元 ）
6.
自分だけが幸せであれば、周りの人は不幸でもいい。
それは人間の考えることではありません。
第一、周りの人が皆不幸で、自分一人が幸福などということはあり得ないのです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
7.
愛欲に駆り立てられた人々は、
わなにかかった兎のように、
ばたばたする。
束縛の絆にしばられ
執著(しゅうじゃく)になずみ、
永いあいだくりかえし苦悩を受ける。
（ 『ウダーナヴァルガ』 ）
（ 『法句経』 ）
8.
（大人に若者の気持ちは）わからんはずです。
大人は若いころに持っておった人生に対する問いを失ってしまったんです。
若者は、人間とは何か、生きるとは何か、という問いを持っておるんです。
（ 和田稠 ）
9.
子供叱るな
来た道だもの
年寄り笑うな
行く道だもの。

来た道
行く道
二人旅
これから通る今日の道
通り直しのできぬ道。
（ 永六輔 ）
10.
どんなに香りの良い花があっても、その香りは、風に逆らっては進まない。
しかし、徳のある人の薫(かお)りは、風に逆らってでも進んでいく。
徳のある人は、すべての方向に薫る。
（ ブッダ ）
11.
朋友三の要法あり。
一には過失あるを見てはこれをいさめあかし、二には好事ある時は深く随喜し、三には苦厄においても捨てざるなり。
（ 『過去現在因果経』 ）
12.
自分が大切である
だから
他の人を大切にする
（ 仲野良俊 ）
13.
救われるということと、救われた気になるということは、全く質を異にした事柄なのです。
救われた気になることこそ人間を本当の救いから一番遠ざけてしまうのでありましょう。
（ 廣瀬杲 ）
14.
他をとがめんとする心をとがめよ。
（ 清沢満之 ）
15.
理論の要求というものは人間の弱点です。
自己がないから理論を要求する。
理論も人間の分別なら、無茶苦茶も人間の分別です。
（ 安田理深 ）
16.
天その人に災いするは、
天いまだその人を捨てざるなし。
（ 微妙大師 ）
17.
自分が好まないことを他人に絶対してはならない。
他人に少しでもそうされたら、自分がどう思うか考えろ。
（ サキャ・パンディタ ）
18.
形作られたものを、永遠にたもとうとする努力は悩みである。
砕けば土塊にすぎない人形の悲しみは、妄執の悩みを離れ得ない、地上のものすべての悲しみではあるまいか。
（ 九条武子 ）
19.
くもりなき一つの月をもちながら
浮き世の雲に迷ひぬるかな
（ 一休禅師 ）
20.
自分のあり方に対する吟味がない。
そしてただ、感覚があうかあわないかでよりわけていく。
自分の感覚を疑わずに、逆に自分の感覚でよりわけていく。
そして、その自分の感覚そのものを問うことがないこと、それは非常に恐ろしい関わりを生みだしていくのではないでしょうか。
（ 宮城顗 ）
21.
ながい道あるいて
自分の無才無力が
ようやくわかりました
もう力まずに
あるけそうです
（ 榎本栄一 ）
22.
たとえば人の父母は火うちの如(ごと)し。
かねは父、石は母、火は子なり。
（ 一休禅師 ）
23.
悪人を憎む善人は、
実力なき善人なり。
（ 清沢満之 ）
24.
ひとつことを幾度聴聞申すとも、めづらしくはじめたるやうにあるべきなり。
（ 蓮如 ）
25.
いいことも長く続かなければ、悪いことも長く続かないはずです。
（ 瀬戸内寂聴 ）
26.
今（生きている）この幸せを喜ぶこともなく、
いつどこで幸せになれるか。
（ 尾関宗園 ）
27.
私のあたまに
つのがあった
つきあたって
折れて
わかった
（ 榎本栄一 ）
28.
悟りには、欲を捨てることの他に、死を恐れないという意味もある。
だが、最期のときに「死ぬのは嫌だ」と言って死んでいく坊主もなかなか悟っていると私は思う。
（ 齋藤孝 ）
29.
ずっと先を見つめ、規律正しく辛抱強く、努力家にして意思堅固な者。
彼は召し使いであっても指導者になる。
（ サキャ・パンディタ ）
30.
独り生まれて独り死す。
生死(しょうじ)の道こそ悲しけれ。
（ 一遍 ）
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