名言ナビ
→ トップページ
今日の
読書・本に関する名言
☆
5月6日
☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
物語の中でも女たちの思いは、脈々と伝わっている。
その思いを引き継いで、今、女も個を発揮し、いきいきと生きられる時代になった。
( 下重暁子 )
2.
血と格言を持って書くものは、読まれることを望まず、暗誦されることを欲する。
(
ニーチェ
)
3.
書物は人間と同じ敵を持つ。
(
ポール・ヴァレリー
)
4.
本の文化というものがこれほど長い生命力をもち、本というメディアがこれほど長い間わたしたちのなかに必要なものとされて生きてきたのは、どこにでもあるものを自分が読むことによって、あるいは書くことによって、特別なものにしてゆく方法としてのメディアだったためです。
(
長田弘
)
5.
これが自分の椅子だ、これが自分にとっていちばんいい椅子だ、この椅子に座っていれば、たとえ本を読まなくて膝の上に本を置いて居眠りをしても楽しいという椅子にめぐりあえれば、人生の時間の感触はきっと違ってきます。
(
長田弘
)
6.
目と書物とは、二十センチ位(くらい)の距離を保っているとコミュニケーションが成り立つが、それ以上近づくとぼやけてしまうし、それ以上遠ざかると、読めなくなってしまう。
ロートレアモンの詩もマルクスの論文も、わずか二十センチの距離を保つことによって存在してきたものにすぎないのだ。
(
寺山修司
)
7.
自分磨き本は、私にとって麻薬みたいなもの。
読むと元気になれるから、手放せないんです。
( 「ライブドア・独女通信」 )
8.
(文章を上達させるには)とにかく血へどを吐くぐらいたくさん読む。
そのうちにきっと好きな文章に巡り合うだろう。
そのときは遠慮なく「しめた!」と大声で叫んでいただきたい。
喜んでいいのだ。
そのときあなたは「立派な文章家」になる資格を得たのだから。
(
井上ひさし
)
9.
家に書物なきは、
人に魂なきがごとし。
(
キケロ
)
10.
「蔵書」が語るのは、その本がもたらす記憶、もたらした記憶です。
その本がそのときそこにあったということを伝えるのが「蔵書」です。
(
長田弘
)
11.
小説家のほうが読者より人生をよく知っていて、人に道標を与えることができる、などというのも完全な迷信です。
小説家自身が人生にアップアップしているのであって、それから木片につかまって、一息ついている姿が、すなわち彼の小説を書いている姿です。
(
三島由紀夫
)
12.
女のひとは、虚栄ばかりで読むのですから、やたらに上品ぶった避暑地の恋や、あるいは思想的な小説などを好みます。
(
太宰治
)
13.
買ってすぐに読まないでも、机の横に置いておけばいいんです。
不思議なことに、ツンドクをしておくと自然にわかってくるんですね。
「これ読まなくていいや」とか、「これは急いで読まなきゃいけないな」とか。
だから、ツンドクは案外にいい整理法じゃないかなと思うんです。
(
井上ひさし
)
14.
教育は、
本を読むことができるが、
どの本が読む価値があるかを
見分けることができない人口を増加させた。
(
G・M・トレヴェリアン
)
15.
人は誰も、走りながら読書することはできないし、泳ぎながら次のページを繰(く)ることはできない。
現在の時間を停止させる行為の中で、一瞬の永遠を手に入れるのだ。
(
寺山修司
)
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ