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今日の
読書・本に関する名言
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5月19日
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1.
碁石が相対するものの目前に置かれるように、詩という言葉は、相対するものの目前に置かれます。
それは孤独な言葉ではなく、相対する言葉、一対一の言葉です。
(
長田弘
)
2.
本というのは、本を開いて読めばいい、読まないうちは本を選んだことにならないのだということではないのです。
本は読まなくてもいいのです。
(
長田弘
)
3.
物語であれ、記事であれ、本であれ、
それらを読むには、タイミングが大切なのだ。
自分の年齢や理解力から考えて難しすぎる本を、
無理やり読もうとすると
嫌になってしまい、
そればかりかそれ以後、本を避けるようになり、
本の持っている素晴らしさを否定するようになる。
(
ウォルト・ディズニー
)
4.
もし著者が読者より賢くなければ、読む必要はない。
もし賢ければ、彼は多くの点で読者と異なった考え方をするであろう。
(
ジョン・ラスキン
)
5.
文学だけではないようである。
作品の面白さよりも、その作家の態度が、まず気がかりになる。
その作家の人間を、弱さを、嗅(か)ぎつけなければ承知できない。
作品を、作家から離れた署名なしの一個の生き物として独立させては呉(く)れない。
(
太宰治
)
6.
悲劇作品の長所は、運命の先手をうって様々なケースの悲しみを仮想体験出来ることだ。
それが、いざ自分が実生活で悲運と遭遇した時の免疫になってくれる。
( カジポン・マルコ・残月 )
7.
バブル経済の教訓のひとつは、ビジネスマンたちの「読書と教養の不足」である。
実学の限界を知り、その限界を乗り越えるためには、古典的教養が欠かせないのだ。
( 井尻千男 )
8.
壁で囲むような読書のすすめ方をすると、
肝心のものを落っことしてしまいかねないのが、
子どもの本だろうと思うのです。
(
長田弘
)
9.
古典とは、誰もが読んでおきたかったと思い、誰もが読みたいとは思わないものである。
(
マーク・トウェイン
)
10.
人というのは、生きている本だと思うのです。
ですから、死んだ人間は、誰もが「一冊の本」をのこして死んでゆく。
死者と語らうというのは、死者ののこしていったその本を、一人読むことだと思うのです。
(
長田弘
)
11.
本というのは、パラパラと急いで読むと、たいしたことが書いてないように感じることが多い。
だが、大事な所に線を引きながら、じっくり読み直してみると、結構いいことがたくさん書いてあることに気づくから不思議だ。
(
ながれおとや
)
12.
本を読むというのは、言葉に対してじぶんから一対一の関係を結ぶことなのですから、本と付きあうとは、すなわち一人のじぶんの姿勢、ありようをいま、ここにみずから質(ただ)す機会をもつということです。
(
長田弘
)
13.
書店で、あるいは図書館で、わたしたちが本棚に見ているのは、ほとんどが本の背中です。
本は顔を見るのではなくて、背中を見るものなのです。
(
長田弘
)
14.
世の中には創造する天才があるように、探す天才もあり、書く天才があるように、読む天才もある。
(
ポール・ヴァレリー
)
15.
書物は決して裏切らない。
( デ・バロー )
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