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今日の
道徳・モラルの名言
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5月26日
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1.
美しさに、内容なんてあってたまるものか。
純粋の美しさは、いつも無意味で、無道徳だ。
きまっている。
(
太宰治
)
2.
道徳的な詩だとか、不道徳的な詩だとか、語るべきではない。
詩は、うまく書かれているか、それともまずく書かれているか、そのどちらかでしかない。
(
オスカー・ワイルド
)
3.
(物事を)道徳の性質および国家という組織から分離して考えることは、きわめて明白な誤謬(ごびゅう)である。
むしろ、日本人にもっとも特有な卑怯である。
(
石川啄木
)
4.
モラル絡みの憤慨には必ず、「自分たちは何かを取り逃がしたんじゃないか」という不安が潜んでいる。
(
ジャン・ジュネ
)
5.
善悪の基準を自分の外に求めるという思い込みの根は、とにかく深い。
まさにこの思い込みのために、人類において、道徳や法律は時代や国によって相対的になっているのであって、本当は話がまったくあべこべなのだけど、ここ数千年、人類はそのことに気がついていない。
(
池田晶子
)
6.
〈全文〉
「世間」とはいったい何か?
もちろん「社会」という概念とは一致しないが、その道徳と習慣と、特に群衆心理によって支配される意志表示とを重くみた考え方(後略)。
(
岸田国士
)
7.
一般に広く浸透しているモラルや道徳に反することをして、うまくいくことなど一つもあるはずがない。
(
稲盛和夫
)
8.
我々の倫理は人殺しと自由を問題にしてきたが、生き物殺しと大地殺しを考えて来なかった。
( トーマス・ベリー )
9.
社会情勢から見て人類の不幸は、道徳や政治の面において、「害を及ぼすものが悪である」と定義し得ても、「役に立つものが善である」とはいえないことである。
(
シャンフォール
)
10.
祖先を祭るために生きていなければならないとか、人類の文化を完成させなければならないとか、そんなたいへんな倫理的な義務としてしか僕たちは今まで(死んではいけない理由を)教えられていないのだ。
なんの科学的な説明も与えられていないのだ。
そんなら僕たちマイナスの人間は皆、死んだほうがいいのだ。
死ぬとゼロだよ。
(
太宰治
)
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