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今日の
文章の書き方の名言
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5月3日
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1.
書けば原稿料を稼げる作家に意外とおしゃべりが多いのも、話すことで頭の中にあった考えがはっきりした形になってくるということを、他の職業の人よりは深く理解しているからなのです。
(
塩野七生
)
2.
言葉でも文章でも相手がわからなければ何にもならないんだもの。
平易な言葉で分かるような言い方をしなければ駄目なんだ。
(
五島昇
)
3.
ことばって、何だと思う?
けっしてことばにできない思いが、
ここにあると指さすのが、ことばだ。
(
長田弘
)
4.
本当の詩人というものは「幻を見る人」ではなくて「幻を作る人」である。
(
寺山修司
)
5.
たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。
引金(ひきがね)を引け、言葉は武器だ!
(
寺山修司
)
6.
わたしが本について、(語っているの)ではなく、わたしが本によって語られている。
(
長田弘
)
7.
世間の動きにチクリと滑稽の針を突き立てて撓(たわ)みがあればそれを正す、歪みがあればそれを笑いのうちに直す、これが黄表紙(きびょうし)というものの生命ではないか。
おれは書く。
(
井上ひさし
)
8.
ものを書いていて、時間がなかったり、うまいことばが出なくて、ありきたりのことばで逃げたくなったとき、(頭の中で)何かその師匠の目がギラッと光って、ダメだといわれる。
そこで七転八倒してまた考える。
(
草柳大蔵
)
9.
大洋の激浪や、砂漠の暴風に対しては、どんな文学的な形容詞も思い浮ばない。
(
太宰治
)
10.
私は、世の中の詩人たちに対して期待も大きく、そうして、たいてい失望している。
天使(=純粋の詩人)でもないのに詩人と自称して気取っているへんな人物が多いのである。
(
太宰治
)
11.
住みにくさが高じると、安いところへ引き越したくなる。
どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生まれて、画ができる。
(
夏目漱石
)
12.
何百万人の気にいる作家は、常にまた自分自身でも気にいっているのだが、少数者にしか気にいられない作家は、たいてい、自分自身でも気にいらないのです。
(
太宰治
)
13.
そのときどきの社会総体のヴィジョンをじぶんなりに把握していないと、純文学ですら成り立たない。
(
吉本隆明
)
14.
物語をどう終わらせるか。
どんな物語も、それが問題だ。
(
長田弘
)
15.
書くということは、自分を整理することである。
書くということは、自分を確立することである。
(
東井義雄
)
16.
小説とは、読み終えたとき、セ・ラ・ヴィ、ここに人生がある、と感じさせるものだ。
(
バルザック
)
17.
僕にとって文章を書くのはひどく苦痛な作業である。
一ヶ月かけても一行も書けないこともあれば、
三日三晩書き続けてた挙句それがみんな見当違いといったこともある。
(
村上春樹
)
18.
私には著書を作る病癖があり、しかも著書を作った後にはこれを恥じる病癖がある。
(
モンテスキュー
)
19.
惚れたが悪いか。
古来、世界中の文芸の哀話の主題は、一(ひとつ)にここにかかつていると言っても過言ではあるまい。
(
太宰治
)
20.
誰もが小説を書くことは出来ないが、
誰だって小説以上の人生を生きている。
それが幾重にも複合した壮大な、そして文字通り血の通った本物の物語を共有するのが家族というものなのに、
いま私たちは、ほとんどその物語を聴こうとしない。
なんと勿体(もったい)ないことだろう。
(
桐島洋子
)
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