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今日の
文章の書き方の名言
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5月11日
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1.
三十一歳は、三十一歳みたいに書くより他に仕方が無い。
それが一ばんいいのだと思っている。
(
太宰治
)
2.
いったん文学の魔に魅せられると、先行き何の見込みもなくとも、文学からは離れがたいのが現実であって、そこに文学の恐ろしさもあり、美しさもあるのだった。
(
車谷長吉
)
3.
「なぜだろう」という純粋な疑問を、目の前の世界に投げかける。
すると、「あたりまえ」の世界が、くるりと一回転する。
そのあと、じぶんに返ってくる言葉が、詩とよばれる言葉です。
(
長田弘
)
4.
原稿の依頼があったときから締切り日まで、その依頼主題についてあれこれと考え、自分の考えをたすけかつ支えてくれそうな書物を何冊も読み、人に会って話もきき、周到な準備をかさねてきている。
いよいよ収穫の秋がやってきたのである。
これがたのしくないはずがない。
(
井上ひさし
)
5.
文章の長短はその文章の価値を奪ったり、付与したりする特性にはならない。
(
プラトン
)
6.
しんじつだけが魂をうつ
(
相田みつを
)
7.
一人の感受性のかたちを決定的にするのは、大仰(おおぎょう)な出来事なんかじゃない。
ありふれた何でもない日々の出来事が、おもわず語りだすような言葉。
その言葉をどのように聴きとったか、ということなのだ。
(
長田弘
)
8.
想像──事実がしまいこんである倉庫で、詩人と嘘つきの双方で共有するもの。
(
アンブローズ・ビアス
)
9.
問題なのは、接続詞を使うと、何も言っていないのに、すごくいいことを言っているような気になってしまうことです。
(
井上ひさし
)
10.
風刺的な傾向を持つ人間は、他人に自分の機知を恐れさせると同時に、自分も他人の記憶を恐れなければならない。
(
フランシス・ベーコン
)
11.
弱い考えほど、強い言葉を必要とする。
( ドグ・ホートン )
12.
だれにも国語をいじくりまわす権利などはない。
各人が自分でもっともよいと考える国語を話し、書けばよい。
そして差別用語を使う人がいたらそいつを憎み、下品なコトバを連発する人間がいたらそいつに鼻をつまんでみせる、それしか方法はない。
(
井上ひさし
)
13.
何故(なぜ)書くかと言われると、自分の読みたい小説を自分のために書くとしか言えません。
夜なんか書いていて思わず一人でケッケッと笑い出してしまうような作品は成功します。
(
井上ひさし
)
14.
哲学者の哲学は、難解な言葉で表した常識にすぎない。
(
ゲーテ
)
15.
詩を書くことは、目の前の日々から思いがけない真髄を抽きだすということ。
(
長田弘
)
16.
(作文を書く時に)
「文を作る」と考えるから気が重くなるので、
「文を借りる」と考えれば気が楽になる。
(
野内良三
)
17.
考えて、考えて、考え抜いて、もうこれならどこからでも書ける、というところまでちゃんとやったうえで、いったんそれを脇に置いて、スーッと書きはじめる。
(
井上ひさし
)
18.
悲しみは、言葉をうつくしくしない。
悲しいときは、黙って、悲しむ。
(
長田弘
)
19.
いちばん大事なことは、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書くということ。
(
井上ひさし
)
20.
私たちにとって、ことばは、画家にとってパレットの上の絵の具が意味するところのものと同じである。
ことばは無数にある。
そして絶えず新しいことばが発生する。
しかし、良いほんとのことばはそれほど多くはない。
(
ヘルマン・ヘッセ
)
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