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今日の
文章の書き方の名言
☆
5月12日
☆
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1.
作文の秘訣を一言でいえば、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書く
ということだけなんですね。
(
井上ひさし
)
2.
史(し)に三長あり。
(
欧陽脩
)
(
『新唐書』
)
3.
前向きな言葉に圧迫される人間がいるということを、前向きな人たちはほとんどまったく理解しない。
(
小田嶋隆
)
4.
その小説の描写が、怪(け)しからぬくらいに直截(ちょくせつ)である場合、人は感服(かんぷく)と共に、一種不快な疑惑を抱くものであります。
(
太宰治
)
5.
今日多用されてゆきわたっているヴォキャブラリーは、ほとんどが説明のヴォキャブラリーに終始しています。
それで分かるようになったかというと、むしろ逆にひどく分かりにくくなった。
それはマニュアルなどに見るような文章の分かりにくさ、不明瞭さがいい例です。
(
長田弘
)
6.
新しい歌(=短歌)というのは、材料の新しさではなく、昨日とは違う歌を作ることだ。
絶えず、自己否定しなきゃならない。
( 清水房雄 )
7.
私は小説を書きはじめた頃、志賀直哉の小説を原稿紙に書きうつしたことがある。
十遍(じゅっぺん)よむよりは、一度書きうつすことの方が、ためになる。
何かがのみこめる。
行を改める呼吸や、会話にする呼吸が、彫刻を撫(な)でて、凹凸が理解できるように判るものである。
(
丹羽文雄
)
8.
文章の中の、ここの箇所は切り捨てたらよいものか、それとも、このままのほうがよいものか、途方にくれた場合には、必ずその箇所を切り捨てなければいけない。
いわんや、その箇所に何か書き加えるなど、もってのほかというべきであろう。
(
太宰治
)
9.
詩は一人のわたしの、世界の感じ方、読み方を、ちょうど碁石を碁盤に置くように、そこに置く言葉です。
そこというのは、相対するものの目前に、ということです。
(
長田弘
)
10.
物語は愛の贈り物です。
(
ルイス・キャロル
)
11.
〈表現〉はフィクションを構える。
フィクションとは、受動が力である世界の構築である。
フィクションは、だから、能動の力を拒みうるのであり、現実世界からの距(へだ)たりをもちうるのではないだろうか。
( 太田省吾 )
12.
本物はそれ自体で詩となる。
( アンジャ・イジェスカ )
13.
文章を書くことは、小切手を書くのに似ている。
思想がないのに文章を書こうとするのは、銀行に残高がないのに小切手を書こうとするようなものだ。
(
ユダヤの名言
)
14.
書くとはじぶんに呼びかける声、じぶんを呼びとめる声を書き留めて、言葉にするということである。
(
長田弘
)
15.
小説を芸術として考えようとしたところに、小説の堕落が胚胎(はいたい)していた。
(
太宰治
)
16.
最も知る者は、最も少なく語る。
( イギリスのことわざ )
17.
自分にとって便利な言葉が相手にとって理解しやすいとは限らない。
つねに「これでわかるかな」とチェックし、不適当と思ったら他の表現を探すことである。
( 『「できる人」の話し方』 )
18.
読書好きな連中は、「いい文章を書くには本をたくさん読まなきゃダメだ」と主張する。
だが、そういう人ほど、魅力的な文章が書けない。
(
ながれおとや
)
19.
やはり小説というものは、頭で考えてばかりいたって判るものではない。
書いてみなければ。
(
太宰治
)
20.
天国と地上に動くもの、
自然が奥深い隠れた場所で創り出すもの、
その秘密を私は聞き、
明らかにする。
自由な詩人の力を束縛するものは何もない。
(
シラー
)
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