名言ナビ
→ トップページ
今日の
詩作品の名言
☆ ５月２９日 ☆
← 前日の名言
→ 翌日の名言
1.
人間はだれだってさ
みんなカッコよく
陽の当たる所へ
出たいんだよ

だけどさ
世の中てえのはさ
カッコよく陽の当たる場所へ出られる人間よりは
落ちこぼれて陽陰へ廻る人間のほうが
はるかに多いんだなあ
（ 相田みつを ）
2.
口は黙っていても、
手の動きはそれを裏切るだろう。

言葉じゃない。はじめに手と足。
二本の手と二本の足にまなべ。

足が歩いたところを、
頭はかんがえなければならない。
（ 長田弘 ）
3.
スリムな体になるには、
飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
（ サム・レヴェンソン ）
4.
おさない日は
水が　もの云(い)う日

木が　そだてば
そだつひびきが　きこゆる日
（ 八木重吉 ）
5.
ひとは黙ることを学ばねばならない
沈黙を、いや、沈黙という
もう一つのことばを学ばねばならない
（ 長田弘 ）
6.
貝殻をひろうように、身をかがめて言葉をひろえ。
（ 長田弘 ）
7.
仏法にふれるには
身辺の
なんでもないことを
ただ　こころをこめて
すること
（ 榎本栄一 ）
8.
（私は）悲しみを信じたことがない。
どんなときにも感情は嘘をつく。
（ 長田弘 ）
9.
これがじつにいいことだ
どうしようか考えているひまに
それが過ぎて滅(な)くなるということ
（ 宮沢賢治 ）
10.
わかってたまるか
わかってたまるか
足の下に踏まれてばかりいる
雑草のくるしみを
陽の当たるところに出たことのない
苔のかなしみを
（ 相田みつを ）
11.
なまけると
こころがむなしい
一所懸命になると
自分の非力がよくわかる
（ 相田みつを ）
12.
うかびあがろうとするな
じっと沈んでいよ
ここ波にうごかぬ
たしかな海底
（ 榎本栄一 ）
13.
この世の人生のおおくは辛い。音楽は
誰のものでもある幸福な言葉であるべきだ。
（ 長田弘 ）
14.
さかなひと切れ
胡瓜わかめ　酒すこし
私の今日が終わる
これが一生の
終わりであってもよろしい
（ 榎本栄一 ）
15.
何がなくていいか、それが、人生の
たぶんすべてだと。それは本当だった。
（ 長田弘 ）
16.
〈のに〉が出たときはぐち
こっちに〈のに〉がつくと
むこうは
「恩に着せやがって──」
と　思う
（ 相田みつを ）
17.
頭をうち
つまずくので
自分の殻が破れる
おろかなるゆえ
これをくりかえしあゆむ
（ 榎本栄一 ）
18.
美しい花を見て「まァ、きれい!!」と感ずる心は、醜いもの、不正なものを拒絶する心でもあります。
（ 相田みつを ）
19.
ときには、木々の光りを浴びて、
言葉を深呼吸することが必要だ。
（ 長田弘 ）
20.
ささやかなもの。
ペチュニア。ベゴニア。クレマチス。
土をつくる。水をやる。季節がめぐる。
それだけのことだけれども、
そこにあるのは、うつくしい時間だ。
（ 長田弘 ）
21.
どんなに深い喜びの海にも
たった一粒の涙が
溶けていないということはない
（ 谷川俊太郎 ）
22.
バカのおかげでお利口がひかる。
利口ばかりじゃ世の中は成り立たぬ。
（ 相田みつを ）
23.
おたがいになあ
不完全
欠点だらけの
にんげんですがね
（ 相田みつを ）
24.
私に苦悩があるのは
私にいのちの火が
まだ少し燃えているから
（ 榎本栄一 ）
25.
人には二つの手があります。
一つは、自らを助けるための手、もう一つは他人を助けるための手。
（ サム・レヴェンソン ）
26.
深海に生きる魚族のように、
自らが燃えなければ
何処(どこ)にも光はない。
（ 明石海人 ）
27.
わたしみずからのなかでもいい
わたしの外の　せかいでも　いい
どこにか　「ほんとうに　美しいもの」は　ないのか
それが　敵であっても　かまわない
及びがたくても　よい
ただ　在るということが　分かりさえすれば
ああ　ひさしくも　これを追うにつかれたこころ
（ 八木重吉 ）
28.
あせるな
いそぐな
ぐらぐらするな
馬鹿にされようと
笑われようと
じぶんの道を
まっすぐゆこう
時間をかけて
みがいてゆこう
（ 坂村真民 ）
29.
よろこびを書こうとして、かなしみを発見する。
かなしみを書こうとして、よろこびを発見する。
詩とよばれるのは、書くということの、そのような反作用に、本質的にささえられていることばなのだと思う。
（ 長田弘 ）
30.
漂泊とは、たどりつかぬことである。
たとえ、それがどこであろうとも、
われわれに夢があるあいだは、
「たどりつく」ことなどはないだろう。
（ 寺山修司 ）
← 前日の名言
→ 翌日の名言
→ トップページ