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今日の
田辺聖子の名言
☆
5月18日
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1.
現代では人手に渡したくないというエゴと独占欲が、まァいうなら、恋というもんだ。
(
田辺聖子
)
2.
芝居ごころは人生のなかでもっとも重要な才能のひとつである。
(
田辺聖子
)
3.
「主婦」が「人間」に変身するとき、その引き金となるのは、ある種の悪魔的な決断力である。
それは女の中にひそむ、男性的な要素だ。
(
田辺聖子
)
4.
花というものは、華やかなものではないんですな、本来、素朴なもんですな。
ですから、飾りたてた部屋には元来、向かんのですよ。
日本間の、何の飾りもない床の間に活(い)けると引き立つでしょう?
(
田辺聖子
)
5.
(※老いて)ああ、こういうの、以前にもあった、……と思うのは何だか手馴れた温(ぬく)みに漬かっているようで心地よいものだ。
人生そのものが、ようく使いこんで身に合ってきたという風情である。
(
田辺聖子
)
6.
結婚の相棒というのは、気楽な存在であるのがいい。
気楽というのは、沈黙の責任をとらなくてもよいことである。
(
田辺聖子
)
7.
人生の意義は、まあ、いろいろあろうけれど、自分が何回、笑顔になったか、ヒトの笑顔をどれ程見たかで、充実度がはかられる、そんなところがある。
(
田辺聖子
)
8.
(※勘定と感情)この二つ、
音(おん)も同じやし、意味も関連してるわ、
お金をきっちり勘定すると、
感情も割り切れるもん。
(
田辺聖子
)
9.
世間の理不尽に抵抗の炎を燃やすことも、文学修行のひとつである。
(
田辺聖子
)
10.
世の中というものは、えてして、具合のわるいことに、「ないはずがあった」ことばかりなのだ。
(
田辺聖子
)
11.
女にとってグチをいいあう相手のないのはじつに不幸なことだ。
(
田辺聖子
)
12.
人生というのは、成行まかせに抛(ほう)っておくと、しかめつら、泣きっつらばかりで埋まってしまいがちである。
だからちょいとしたこと、たとえばよく気のつく人がこっちの立場をおしはかり、ちょっとした動作で手を添え、心を添えてくれると、フト笑顔がこぼれたり、「ありがと」とか「あ、すみません」という言葉が出る。
その反対に、自分も(※同じことをすることで)、人のそれを受けとることもある。
(
田辺聖子
)
13.
女はみんなバクダンである。
(
田辺聖子
)
14.
文章を書くということ、特に自分のことを自分で書く、というのは、ナマ身の自分がいっぺん死ぬことである。
(
田辺聖子
)
15.
(※夫婦は)一心同体でも、夫は男であり、妻は女である。
(
田辺聖子
)
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