悟りということは、いかなる場合にも平気で死ぬことではなく、いかなる場合にも、平気で生きていることである。
(ver.0) 正岡子規[まさおか・しき]
(明治の俳人・歌人、1867〜1902) 『病牀六尺』 【 正岡子規の名言 】
(ver.1)
悟りとは、いつでも、どこでも死ぬ覚悟ができることではなく、いかなる場合でも、平気で生きることである。 (ver.2) 悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思って居たのは間違いで、悟りという事は如何なる場合にも平気で生きて居る事であった。 〈ver.0全文〉
余は今まで、いわゆる悟りということを誤解していた。 悟りということは、いかなる場合にも、平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りということは、いかなる場合にも、平気で生きていることであった。 〈ver.1全文〉 禅の悟りとは、いつでも、どこでも死ぬる覚悟ができることだと思っていたが、よく考えてみると、それは大変な誤りで、いかなる場合でも、平気で生きることであることがわかった。
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