雑談とはたき火のようなものである。
多湖輝[たご・あきら]
(心理学者、1926〜) 『「雑談」のうまい人はチャンスをつかむ』 【 多湖輝の名言 】
雑談は、たき火の周りに何人かが集まって体を温めている状況によく似ている。
そして時間潰しのためにするのが、まさしく「雑談」である。 焚き火は始めのうちは、なかなか燃えないものです。
そこで、火の勢いが増すように、蒔を投入したり、扇いで空気を送る必要があります。 また、火が燃えすぎたら、蒔の位置を動かしたり、追加する薪を減らしたりして、火の勢いをコントロールします。 焚き火が消えかかったら、新たな蒔を投入するのです。 ■同じように、雑談は始めのうちは、なかなか盛り上がりません。 そこで、話が盛り上がるように、話題をどんどん投入したり、話に加勢して盛り上げようとしたりする必要があります。 また、もし話題が加熱しすぎるようなら、話題を変えたり、聞くほうに専念したりして、話の勢いをコントロールします。 もし雑談の火が消えかかったら、新たな話題を投入するのです。 ■まさに、雑談はみんなで囲む焚き火と同じです。 大事なのは、誰もがその場の火を消さないように努力することです。 そういう焚き火(雑談)はとても楽しいものになるはずです。
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