ロマンチシズムに拠(よ)って、夢の力に拠って、難関を突破しようと気構えている時、よせ、よせ、帯がほどけているじゃないか等と人の悪い忠告は、言うもので無い。
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『かすかな声』 【 太宰治の名言 】
〈全文〉
信じるより他は無いと思う。 私は、馬鹿正直に信じる。 ロマンチシズムに拠(よ)って、夢の力に拠って、難関を突破しようと気構えている時、よせ、よせ、帯がほどけているじゃないか等と人の悪い忠告は、言うもので無い。 信頼して、ついて行くのが一等正しい。 運命を共にするのだ。 一家庭に於いても、また友と友との間に於いても、同じ事が言えると思う。
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