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人間というものは、他人の不幸を見つけることで自分の幸福度を計るものらしい。
自分より苦労している人、劣っている人を見つけることによって慰められる。 井口泰子［いぐち・やすこ］
（推理小説作家、1937〜2001） 《関連》
幸福──他人の不幸を眺めることから生じる快適な感覚。 （ビアス） 《関連》 幸福──他人の哀れな境遇を静観するうちに込み上げてくる、気持ちのよい感覚。 （ビアス） 《関連》 隣人の破産は敵をも味方をも歓ばす。 （ラ・ロシュフコー） 《関連》 ハエのような人間は、他人の傷口にたかりたがる。 （ユダヤの格言） 《関連》 他人の不幸を見ることは、優越欲求を満たしてくれ、日常の不満や鬱憤を解消することができる。 （樺旦純） 《関連》 「他人の不幸は蜜の味」というように、より不幸な人を見ることで安心感を得られる。 幸福そうな人をいくらうらやんでも惨めになるだけなので、自分より不幸な人を見ることで「自分のほうがまだマシ」と安心（以下略）（樺旦純） 《関連》 優越欲求の強い人は、非常に強く他人の不幸を喜ぶ傾向がある。 同情を寄せているふりをして、相手から話を聞き出して安心感を得ようとする。 （樺旦純）
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