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[ 名言 ]
隠れて生きよ。

[ 出典 ]
エピクロス
(紀元前4〜3世紀・古代ギリシアのヘレニズム期の哲学者、前341〜前270)
『教説と手紙』
※エピクロス派の教説でもある

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[ 意味 ]
人間の本当の快楽というのは、家庭や子供を持たず、世間から隠れて静かに暮らすことによって初めて得られる、という考え方。
なお、ここで言う「快楽」とは、精神的・肉体的苦痛がないことを指す。
「隠れて生きる」は、日本で言うならば、隠遁生活に近い。
エピクロスは、平静不動な心の状態(アタラクシア)を理想の境地とし、心の動揺をもたらす情熱や欲望といった外界の刺激から逃れるには、世間から隠れて暮らすしか方法がないとした。
もっとも、この「隠れて生きよ」については、2通りの解釈がある。
必ずしも物質的な意味で「隠れて生きる」必要はなく、精神的な意味で「隠れて生きる」ことでよしとする現実的な解釈を採用する人も多い。

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