「悟り」は老人のものであり「放浪」は青年のものだ。
深代惇郎[ふかしろ・じゅんろう]
(ジャーナリスト、元天声人語執筆者、エッセイスト、1929〜1975) 『青春日記』 《 老い・年をとることの名言 》
〈全文〉
「生きる」とは真剣に放浪し、探し、見つけることに外(ほか)ならぬ。 __ Link __ 社会と馴れ合いにならぬ事、自分に又、忠実であること。 これが<青春>の貴さであろう。 それは決して年齢の問題ではない。 __ Link __ ゲーテもジイドも皆青年である。 而(しか)もゲーテは八十三で、ジイドは八十二で死んだ筈だ。 「悟り」は老人のものであり「放浪」は青年のものだ。 __ Link __ まだ若いのに、人生に悟ってしまったような若者がいますが、それは決して「賢い」ということにはなりません。
「悟り」とは一種の「あきらめ」であるからです。 つまり、人生をすでに投げ出している訳です。 若かろうが、年寄りだろうが、「悟る」必要などありません。 人生とは、「放浪」そのもの。 試行錯誤や挑戦や冒険といった「放浪」をやめてしまったら、それは死んだも同然です。
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