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[名言]

賢者の信は、内は賢にして外は愚なり、愚禿(ぐとく)が心は、内は愚にして外は賢なり。


[出典]

親鸞[しんらん](鎌倉初期の僧、浄土真宗の開祖、1173〜1263)/「愚禿鈔」(ぐとくしょう)


[関連カテゴリー]

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[関連文]

※愚禿(ぐとく)=僧が自分をへりくだっていう語。
特に親鸞が自称に用いた。


[解説]

真の賢者は、内面は素晴らしいのに、外からは愚かに見えるものです。
一方、愚かな人は、内面は愚かなのに、外見は取り繕っているので素晴らしく見えるものです。
つきあう人を選ぶ時は、外見の見栄え(賢そうかどうか)に惑わされてはいけません。
だからといって、外見が愚か(異常、変)であれば、内面が賢い(マトモ)だとは決して言えません。
むしろ、外見が愚か(異常、変)であれば、たいてい内面も愚か(異常、変)です。
親鸞が言う「愚に見える賢者」とは、「目立たない人」「普通の人に見える人」の中にいると考えた方が適切です。

(流音弥)



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