哀川翔の言う「俺たち」とは、「俳優」や「映画制作関係者」を指しています。
しかし、普通の人は、働きながらエネルギーをどんどん消耗していくものです。
だから、定期的にどこかで休みを取って、エネルギーを充電しなければなりません。
週5日間の消耗の日々を送り、週2日間を充電に費やす。
あるいは、勤務時間中は消耗し続け、アフタータイムで充電しようとする。
こうして、多くの人は、「働きながら消耗し、その後で充電する」というルーチンを繰り返しながら生きていくのです。
■見方を変えれば、このような働き方は非効率だと考えることもできます。
充電のために、わざわざ週2日間やアフタータイムという、貴重な時間を割かなければならないからです。
人は、疲労解消、ストレス解消のためにどこかに出かけたり、レクリエーションをしたりします。
しかし、そもそも疲労解消やストレス解消をしなければならない働き方自体に、問題があるのではないでしょうか?
■もちろん、週2日間の「充電」自体が楽しみであり、生きる目的ならば、残りの週5日間を犠牲にするのも一つの生き方です。
それでも、消耗するだけの週5日間を毎週送り続けることは、やはり空しいような気がします。
人生の7分の5が「消耗」だけに費やされるのですから。
■働くことでエネルギーが消耗するということは、それによって「得るエネルギー」より「失うエネルギー」の方が大きいということです。
ならば、「得るエネルギー」をもっと増やして、「失うエネルギー」と同じ位に保てば、エネルギーはずっと減らないことになります。
つまり、無限のエネルギー源を手に入れたようなものです。
充電不要の携帯電話があればどんなに便利か、一度でも考えたことのある人なら分かるでしょう。
■このように、働きながら充電することができるなら、働くことで心身ともに消耗することはなくなります。
心身が消耗しないと、わざわざ充電のためだけの時間を持たなくてもいい。
しかも、働くことが楽しくなります。
無理して、ストレス解消のためにどこかに出かけたり、何かをする必要もなくなります。
「充電」目的で何かをしても、心底からは楽しめないものです。
もし、「充電」のために費やしてきた週2日間やアフタータイムを、もっと自由に使えるようになれば、人生をもっと楽しめることでしょう。
■では、働きながら充電するにはどうしたらよいでしょう?
自分の好きなことを仕事にすることです。
働くことで、エネルギーがどんどん沸いてきます。
それが無理なら、せめて自分の苦にならない仕事につくことです。
そうすれば、少なくとも日々の「消耗」の量は減らせます。
■今の自分の働き方が、「働いた後で充電タイプ」か、「働きながら充電タイプ」なのか?
自分は本当はどちらの働き方を望んでいるか?
もう一度、自分を見つめ直すことをお勧めします。
(流音弥)