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[ 名言 ]
人間は一本の葦(あし)にすぎない。
自然のうちで最も弱いものである。
だがそれは考える葦である。
(ver.0)

[ 出典 ]
パスカル
[ブレーズ・パスカル]
(17世紀フランスの哲学者・数学者・物理学者、1623〜1662)
『パンセ』

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[ 別表現/別訳 ]
(ver.1)
人間は一本の葦にしかすぎず、自然の中で最も弱いものである。
しかし、人間は考える葦である。

(ver.2)
人間は自然のうちで最も弱い一本の葦(あし)にすぎない。
だがそれは考える葦である。

(ver.3)
人間は自然界の中でもっとも弱い葦にすぎない。
だが、考える葦である。

(ver.4)
人間はこのうえもなくか弱い一本の葦にすぎない。
しかし、考える葦である。

(ver.5)
人間は考える葦である。

[英文]
Man is no more than a reed, the weakest in nature. But he is a thinking reed.

[ 補足 ]
※聖書の中には「弱くて、折れやすい、頼りないもの」を葦にたとえる記述が随所に見られる。
パスカルは、聖書の記述から「人間は一本の葦」「人間は考える葦」という言葉を発想したと思われる。
たとえば、『新約聖書』マタイ伝第11章7節には、「あなたがたは、何を見に荒野に出てきたのか、風に揺らぐ葦であるか……」とある。

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[ 解説 ]
人間は自然界では弱い葦のような存在です。
しかし、それは単なる葦ではなく、考える葦です。
人は思考することによって、他のどんな動物も持つことができなかった存在意義を持つことができたのです。
(ながれおとや)


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