恒産なきものは恒心なし。
(ver.0) 孟子
[もうし、孟軻(もうか)] (中国戦国時代の儒学者、性善説提唱者、前372〜289) 『孟子』梁恵王上より 【 孟子の名言 】
(ver.1)
恒産なきものに恒心なし。 (ver.2) 恒産なきは恒心なし。 一定の財産や定まった職業がなければ、定まった正しい心を持つことができない。
物質面(生活)での安定がないと、精神面(心)が不安定になる。 逆に、小さくとも自分の財産と言えるようなものを築くと、あるいは、安定した職業を持つと、それを持っていることが安心や自信、そして余裕となり、心理面において大きなプラスをもたらす。 ※「恒産があれば恒心を生ずる」(日本の格言)の元ネタは、孟子の言葉であると思われる。
《関連》
恒産のないものに恒心のなかったのは二千年ばかり昔のことである。 今日では恒産のあるものは寧(むし)ろ恒心のないものらしい。 (芥川龍之介) 《類似》 恒産があれば恒心を生ずる。 (日本の格言) 《関連》 衣食足りて礼節を知る。 (日本のことわざ) 《関連》 倉廩(そうりん)実(み)ちて則(すなわ)ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る。 (『管子』) 《関連》 まず食うこと、それから道徳。 (ブレヒト)
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