とりわけ鼻もちならんのは、
本来ならば最も自由な道を進まなければならないはずの芸術家たちの群。 これは何なんだ。 丸山健二[まるやま・けんじ]
(小説家、1943〜) 『イヌワシ讃歌』 【 丸山健二の名言 】
〈全文〉
できることなら、 あのイヌワシのように生きてみたいと思う。 イヌワシのように生きる資格のひとつとして、 おれはまず第一に決して群れないことをあげたい。 __ Link __ 周囲を見まわしてみるがいい。 群れている人間ばかりが眼につくじゃないか。 カラス人間やスズメ人間ばかりじゃないか。 ひとりでは呼吸もできない連中が、 その必要もないのに、 互いに軽蔑し合いながら、 いたるところに群れているじゃないか。 あのひどい悪臭を放つ集団は一体何だ。 __ Link __ とりわけ鼻もちならんのは、 本来ならば最も自由な道を進まなければならないはずの芸術家たちの群。 これは何なんだ。 __ Link __ 芸術家の自由な生き方とは、 要するに独りでどこまでツッパレルかを実践することではないのか。 そうした姿勢から 強烈な個性が生まれ、 個性的な芸術作品が生まれ、 芸術の幅がぐっとひろがるのではないのか。 __ Link __
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