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劣等感とは、
十全に生きたいと強くねがう人ほど味わわねばならぬ可能性が多くなる感覚なのであって、
いちがいに萎縮した退嬰(たいえい)的なものと思うわけにはいかないのである。

[ 出典 ]
三木卓[みき・たく]
(詩人・小説家、1935〜)
『青春の休み時間』

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[ 補足 ]
※退嬰的(たいえいてき)=進んで新しいことを取り入れようとしない様。
進んで新しいことに取り組もうとしないさま。
消極的なさま。

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〈全文〉
劣等感とは、
十全に生きたいと強くねがう人ほど味わわねばならぬ可能性が多くなる感覚なのであって、
いちがいに萎縮した退嬰的なものと思うわけにはいかないのである。
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われわれは、ほとんどだれも、
完璧な形で宇宙の意志を実現しているものではないはずであるから、
そのことを強く意識したものほど劣等感を味わうであろう。
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欠陥だらけの人間でも、
その人間が鈍感であり、
自己を見つめる目がなければ
平気なのである。
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だから、劣等感というものは、高級な感覚だ、ともいえる。
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