二人が睦(むつ)まじくいるためには
(中略) 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい 吉野弘[よしの・ひろし]
(昭和の詩人、1926〜2014) 詩集『風が吹くと』より 詩「祝婚歌」 【 吉野弘の名言 】
〈全文〉
二人が睦(むつ)まじくいるためには 愚かでいるほうがいい 立派すぎないほうがいい 立派すぎることは 長持ちしないことだと気付いているほうがいい __ Link __ 完璧をめざさないほうがいい 完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい __ Link __ 二人のうちどちらかが ふざけているほうがいい ずっこけているほうがいい __ Link __ 互いに非難することがあっても 非難できる資格が自分にあったかどうか あとで 疑わしくなるほうがいい __ Link __ 正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい 正しいことを言うときは 相手を傷つけやすいものだと気付いているほうがいい __ Link __ 立派でありたいとか 正しくありたいとかいう 無理な緊張には 色目を使わず ゆったり ゆたかに 光を浴びているほうがいい __ Link __ 健康で 風に吹かれながら 生きていることのなつかしさに ふと 胸が熱くなる そんな日があってもいい そして なぜ胸が熱くなるのか 黙っていても 二人にはわかるのであってほしい __ Link __
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