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[ 名言 ]
死ぬる刹那(せつな)の純粋だけは、信じられる。
けれども、この世のよろこびの刹那は、どうにも、あとしまつができない。
花火は一瞬でも、肉体は、死にもせず、ぶざまにいつまでも残っているからね。

[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『秋風記』(しゅうふうき)
主人公がKに言ったセリフ

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〈全文〉
死ぬる刹那(せつな)の純粋だけは、信じられる。
けれども、この世のよろこびの刹那は、どうにも、あとしまつができない。
花火は一瞬でも、肉体は、死にもせず、ぶざまにいつまでも残っているからね。
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美しい極光を見た刹那に、肉体も、ともに燃えてあとかたもなく焼失してしまえば、たすかるのだが、そうもいかない。
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