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一見無関係のように見える事象が、「つなぐ」ことによって「物語」になるし、その「つなぐ」行為によって、物語る人の主体が関わってくる。

[ 出典 ]
河合隼雄[かわい・はやお]
(臨床心理学者、元文化庁長官、1928〜2007)
『心理療法入門』

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〈抜粋文全文〉
物語は多くのものを「つなぐ」機能をもっている。
これが物語の持つ重要な特性である。

物語は、そもそも文と文を「つなぐ」ことによって出来あがる。
これは多くの人の指摘していることである。
「父親が死んだ」、「息子が旅に出た」という二つの文を、間に「悲しみのあまりに」というのを入れてつなぐと物語になる。
したがって、一見無関係のように見える事象が、「つなぐ」ことによって「物語」になるし、その「つなぐ」行為によって、物語る人の主体が関わってくる。


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