名言ナビ



[ 名言 ]
幼いころのことで覚えているのは、あとになってみれば、どれも他愛ない何でもないようなことばかりだ。
ありふれたちいさなこと。
なにげない日々のしぐさ。
ふるまい。
感覚の切れっぱし。
そうした幾つかの印象の断片が、けれども、おおきくなればなるほどにいっそう確かになり、動かせないものになる。

[ 出典 ]
長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015)
詩文集『記憶のつくり方』

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別今日の名言 ]

[ 全文・続き ]
〈抜粋文全文〉
幼いころのことで覚えているのは、あとになってみれば、どれも他愛ない何でもないようなことばかりだ。
ありふれたちいさなこと。
なにげない日々のしぐさ。
ふるまい。
感覚の切れっぱし。
そうした幾つかの印象の断片が、けれども、おおきくなればなるほどにいっそう確かになり、動かせないものになる。
__ Link __

そのことがときどきひどく恐ろしいことのように感じられる。

一人の感受性のかたちを決定的にするのは、大仰な出来事なんかじゃない。
ありふれた何でもない日々の出来事が、おもわず語りだすような言葉。
その言葉をどのように聴きとったか、ということなのだ。
__ Link __


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.

4.


5.

6.

7.
( 西洋の格言 )

8.

9.

10.

11.

12.

13.

14.

15.

16.

17.

18.

19.

20.