名言ナビ



[ 名言 ]
樹はどこへもゆかない。どんな時代も
そこにいる。

[ 出典 ]
長田弘[おさだ・ひろし]
(詩人、1939〜2015)
詩集『死者の贈り物』
詩「アメイジング・ツリー」

ページ内メニュー

[ 関連キーワード ]

[ テーマ別名言 ]

[ テーマ別今日の名言 ]
詩作品の名言
 * * * * * * * * * *
星座別名言と運勢
血液型別名言と運勢

[ 全文・続き ]
〈全文〉
大きな樹があった。樹は、
雨の子どもだ。父は日光だった。
樹は、葉をつけ、花をつけ、実をつけた。
樹上には空が、樹下には静かな影があった。
樹は、話すことができた。話せるのは
沈黙のことばだ。そのことばは、
太い幹と、春秋でできていて、
無数の小枝と、星霜でできていた。
__ Link __

樹はどこへもゆかない。どんな時代も
そこにいる。そこに樹があれば、そこに
水があり、笑い声と、あたたかな闇がある。
__ Link __


[ ランダム名言 ]
1.

2.

3.
( 平坂読 )

4.


5.

6.

7.

8.
( 橋岡一路 )

9.

10.