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[ 名言 ]
人間というものがこの世の中に生きてゆくのに、
何をおいても、
心と体を別々に考えたら駄目だぞ。

[ 出典 ]
中村天風[なかむら・てんぷう]
(明治〜昭和の思想家、日本初のヨーガ行者、1876〜1968)
宇野千代編『天風先生座談』

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〈全文〉
人間というものがこの世の中に生きてゆくのに、何をおいても、心と体を別々に考えたら駄目だぞ。
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文明民族の一番悲しいミステークは、生命を考えるときに、いつでも体のことばかりを考えている。
体のことさえ考えていれば、人間というものは満足な人生を生きられる、というような、その大きな粗忽を、すこしも粗忽でない、真理であるかのように思い違いしているところに、文明民族の不幸があるんだ。
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