戦は自衛?
なるほどな。 しかし今日の戦は既にその域を通り抜けている。 今日の戦は侵略だ。 今日の戦は貪欲だ。 いやいや今日の戦はほとんど興味に堕している。 戦のための戦だ! 国枝史郎[くにえだ・しろう]
(小説家、1887〜1943) 『神州纐纈城』
〈全文〉
戦は自衛? なるほどな。 しかし今日の戦は既にその域を通り抜けている。 今日の戦は侵略だ。 今日の戦は貪欲だ。 いやいや今日の戦はほとんど興味に堕している。 戦のための戦だ! __ Link __ さて戦が勝利となる。 獅子の分け前を受けるものは、獅子とそれらの眷属ばかりだ。 人民はあずからない。 さて戦が負けとなる。 彼らは討ち死にする。 その華々しい戦役の様が、詩となって詠われる。 だが人民は苛斂誅求。 新しい主人の鞭の下に、営々刻苦しなければならない。 __ Link __
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