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[ 名言 ]
美しいと感じたものを、
そのまま美しく表現しようと努力する甘さ、おろかしさ。

[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『人間失格』

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〈原文全文〉
自分は、竹一の言葉に依(よ)って、
自分のそれまでの絵画に対する心構えが、まるで間違っていた事に気が附きました。

美しいと感じたものを、
そのまま美しく表現しようと努力する甘さ、おろかしさ。
__ Link __

マイスターたちは、
何でも無いものを、
主観に依って美しく創造し、
或(ある)いは醜いものに嘔吐をもよおしながらも、
それに対する興味を隠さず、
表現のよろこびにひたっている、
つまり、人の思惑に少しもたよっていないらしい
__ Link __

という、画法のプリミチヴな虎の巻を、竹一から、さずけられて、
れいの女の来客たちには隠して、
少しずつ、自画像の制作に取りかかってみました。


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