卑屈の克服からでは無しに、卑屈の素直な肯定の中から、前例の無い見事な花の咲くことを、私は祈念しています。
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948) 『自信の無さ』 ※東京朝日新聞(1940年6月2日掲載) 【 太宰治の名言 】
※朝日新聞の文芸時評で、「古来一流の作家のものは作因が判然(はっきり)していて、その実感が強く、従ってそこに或る動かし難い自信を持っている。
その反対に今の新人はその基本作因に自信がなく、ぐらついている」と指摘されたことについて述べた文章 〈全文〉
いまは、大過渡期だと思います。 私たちは、当分、自信の無さから、のがれる事は出来ません。 誰の顔を見ても、みんな卑屈です。 私たちは、この「自信の無さ」を大事にしたいと思います。 卑屈の克服からでは無しに、卑屈の素直な肯定の中から、前例の無い見事な花の咲くことを、私は祈念しています。
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