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[ 名言 ]
人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵(かじ)のない船に相当する。
「いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう」という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している。
こんな船は、たいていは岩にぶつかったり、座礁したりして沈没してしまうものだ。

[ 出典 ]
トーマス・カーライル
(19世紀イギリスの思想家・歴史家、1795〜1881)

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人間を船にたとえると、九十五パーセントの人が舵(かじ)のない船に相当する。
「いつかは、豊かで繁栄した港に流れ着くだろう」という甘い希望を抱きながら、風と潮の変化のままに、手をこまねいて漂流している。
こんな船は、たいていは岩にぶつかったり、座礁したりして沈没してしまうものだ。
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残りの五パーセントの人々は、目的地を決め、そこに到る最良のコースを検討し、航海術も学んでいる。
この船は、一つの港から次の港へと予定通りに進む。
また、舵のない人が一生かけて進む以上の距離を二、三年で進み、さらに真っ直ぐ、遠くへと航海を続ける。
どの船長も次の寄港地を知っている。
この航海の行き着く終着地点は、はっきりわからないとしても、そこには何があるのかを知っている。
今どのあたりを走っているのかも知っている。
航海の途中で嵐に出会っても、思いがけない災害が降りかかってきたとしても、その日にやるべきことをやってさえいれば、必ず目的地にたどり着けることもわかっている。

人生における勝者は、スタートするときから生涯の目的を持っているものだ。
自分はどんな人間になりたいのか。
最後まで守りたいものは何なのか。
自分がいなくなったあとに、どんな伝説を残すことができるだろうか。
勝者は知っている。
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