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そんなに「傑作」が書きたいのかね。
傑作を書いて、ちょっと聖人づらをしたいのだろう。
馬鹿野郎。

[ 出典 ]
太宰治[だざい・おさむ]
(明治〜昭和の作家、1909〜1948)
『風の便り』
井原退蔵が木戸一郎にあてた手紙より

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〈全文〉
自分は君に、尊敬なんか、してもらいたくなかった。
お互い、なんの警戒も無しに遊びたかったのです。
それだけだ。

君は、愛情のわからぬ人だね。
いつでも何か、とくをしようとしていらいらしている、
そんな神経はたまらない。
人に手紙を出すのも、旅行するのも、聖書を読むのも、女と遊ぶのも、井原と冗談を言い合うのも、
みんな君の仕事に直接、役立つようにじたばた工夫しているのだから、
かなわない。
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そんなに「傑作」が書きたいのかね。
傑作を書いて、ちょっと聖人づらをしたいのだろう。
馬鹿野郎。
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