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[ 名言 ]
「自分と仲良く生きる」といい。
好きな自分と四六時中いっしょにいる人は、
自然と笑顔が多くなり、
言葉から刺(とげ)がなくなり、
相手の言葉をふんわりと
受け止めることができるようになるから
不思議です。

[ 出典 ]
渡辺和子[わたなべ・かずこ]
(ノートルダム清心学園理事長・シスター、1927〜2016)

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[ 解説 ]
「自分と仲良く生きる」とは、自分自身のことを好きでいることです。
また、人は誰でも自分のことを好きでいたいものです。
しかし、「好きな自分」がどんな「自分」なのか漠然としていると、「好きな自分」に近づくことができず、結局自分を好きになることもできないのです。
だから、まず「好きな自分」を知ることが不可欠なのです。


■私は、「好きな自分」を探すことを、「好きな自分探し」と呼んでいます。
なお、「好きな自分探し」は、普通の「自分探し」を実践的に改良した、私オリジナルの自分探しです。


■一般的によく言われる「自分探し」というのは、本来はとても漠然としたものです。
そもそも「自分探し」の「自分」とは何か?
という根本的なところから始めなければならないからです。
そして、「自分」とは何か?
という問い自体、もはや哲学の領域であり、正解すら存在しないのです。
「自分」についての正解が存在しない以上、「自分探し」など到底不可能なのです。


■では、書籍などで語られている「自分探し」とは何でしょう?
「自分探し」をいろいろな方向や角度で切って、その断面から「自分」を分析しているに過ぎません。
だから、「あらゆる自分」が探せる訳ではないのです。
一つの切り口で見た時の自分はどんな人物なのか?
という「断面的な自分探し」なのです。
だから、分析によって得られた結果が、「自分」の全てを語っている訳ではないのです。
もちろん、それがいけないと言っている訳ではありません。
断面的に分析するしか、自分を分析する方法が他にないのだから仕方ないのです。


■大事なのは、「自分」を分析するための断面をどう切り取るか、つまり「切り口」の選び方です。
もし、その人の「自分」の端の方の断面を分析しても、その人とはかけ離れた意味の無い結果が出るだけです。
「切り口」の選択によって、「自分探し」の精度は全く変わってしまうのです。


■分かりやすく考えるために、「自分」は球体の形をしていると考えましょう。
「自分探し」の「切り口」は、つねに球体の中心を通っている必要があります。
中心からそれるほど自分とはかけ離れて行くからです。


■そして、その「切り口」は、「分析可能なもの」つまり、「意味が分かるもの」でなければなりません。
その「切り口」が何を意味しているのかが分からなければ、対処のしようがないからです。
やたらめっぽうに切りまくって分析しても、意味の無い情報ばかり増えて、余計混乱するだけです。


■「自分探し」において有効な「切り口」はいくつかあります。
どんな「切り口」を選ぶかは、「自分探し」の目的によって違います。
また、変えなければいけないものです。
そして、私が今回お薦めするのが、先に述べた「好きな自分」という切り口なのです。


■「好きな自分探し」という言葉を聞いただけでも、なんか楽しい気持ちになってきませんか?
ワクワクしてきませんか?
「好きな自分」とは、「可愛いと思える自分」「素敵だと思える自分」「誇りが持てる自分」のことです。
そんな「好きな自分」を見つけることができたら、人生がどんなに明るくなることでしょう?
「好きな自分」とは、職業、趣味、人との付き合い方など、「生き方」すべてにつながるものなのです。
だから一番「実践的」で役に立つ「切り口」だと言えるのです。


■さて、「好きな自分探し」の方法はいたって簡単です。


■1.まず、「好きな自分リスト」を作成します。
「可愛いと思える自分」「素敵だと思える自分」「誇りが持てる自分」など、「どんな時に、自分を自分で好きだと思えるか」を紙に書き連ねてみましょう。
もちろん、パソコンに入力するのもよいでしょう(後々の作業を考えると、ワープロや表計算ソフトの利用をお薦めします)。
とにかくできるだけ数多くリストアップするのがコツです。
できれば、100個目指しましょう!
どんなささいなことでも構いません。
数多く出すほど、潜在意識下にある「好きな自分」が出てきます。
それが狙いです。


■2.次に、それらをグループ分けしてみましょう。
グループ分けの基準は、何でも構いません。
関連がありそうなもの同士をまとめていきます。


■3.それぞれのグループの「共通要素」を、簡潔に書き出してみましょう。


■4.最後にこれらの「共通要素」を見渡してみましょう。
何か思い当たるふしがあるのではないでしょうか?
これらこそがみなさんの「好きな自分要素」なのです。


■人はだれでも「好きな自分」に会いたいものです。
しかし、「好きな自分」は、偶然にはなかなか会うことができません。
だから、そのための「好きな自分探し」なのです。
「好きな自分探し」をして「好きな自分要素」が分かれば、あとは意識してそれを実行するだけです。
そうすれば、いつでも、どこでも「好きな自分」に会えるようになるでしょう。
そして「好きな自分」で満たされた人には、素晴らしい人生が待っていることでしょう。
(ながれおとや)


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