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毎日一歩でも夢に向かって前進することが、自分を磨くいちばんの近道です。

[ 出典 ]
ますいさくら
(銀座のクラブのママ・作家、1968〜)

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[ 解説 ]
「自分を磨く方法」というと、自己啓発の為に何かを勉強したり、社会のためのボランティア活動をしたりと、いろいろな方法があげられます。
最近では社員や管理職に、家や会社の「トイレ掃除」や「ふき掃除」をさせる「小さな奉仕活動」が注目されたりしています。
つまり、他人のために何かをしたり、人のやりたがらないことをすることで、自分の心が磨ける。
それが人間としての成長につながるというのです。


■確かに、こららの勉強や体験からは、いろいろ学ぶものがあるでしょう。
貴重な経験にもなるでしょう。
それは否定しません。
自分の行為によって人から喜ばれれば、自分も嬉しくなるし、誇らしくもなる。
その意味では一石二鳥かもしれません。


■しかし、「自分を磨く」というのは建前で、現在の体制を維持するための手段に利用されているだけの場合が多い、という現実を知っておくべきでしょう。
己を捨てて組織のために尽くす人は、同時に、組織にとって「都合のいい人間」でもあるのです。
「自分を磨く」という言葉を使って、社員を統制し、社内独裁を行っているワンマン経営者がいかに多いことか。
「自分を磨け」「心を磨け」と言う人に限って、まったく心が磨かれていないものです。
本来「自分磨き」は、義務感でやったり、言われてやったり、人から半強制的にさせられるべきものではないということを忘れてはなりません。


■「自分を磨く」のに必ずしも、「滅私奉公」や「奉仕活動」や「修行的勉強」は必要ではありません。
「つらい思い」をしなくても、「自分を磨く」ことはできます。
それは、自分の夢の実現に向かって進むことです。
もちろん夢はそう簡単に実現できるものではありません。
その過程で、多くの困難に直面したり、大変な努力が必要になるでしょう。
しかし、それらの困難や努力は、「つらいこと」というより、むしろ「楽しみ」と言えるものです。


■どうせ「自分を磨く」なら、自分の夢に向かって進みながら自分を磨いた方が、はるかに楽しいし、やる気も起こります。
しかも、なんと言っても「自分の夢に近づける」。
この違いはとてもつなく大きい。


■それに、そもそも「自分磨き」は目的ではありません。
何かをした結果として「自然に磨かれる」ものなのです。
「自分を磨こうと思って磨いた自分」ほど、気味の悪い、嫌味な「自分」は無いでしょう。
「自分磨き」にはまっている人は、能力開発セミナーや怪しい宗教に「はまっている人」と大差ありません。


■自分を磨いてどうするのですか?
何のために自分を磨くのですか?
「自分磨き」のずっとずっと先に、本来の目的があるのではないですか?
それはいったい何ですか?
それがはっきりしていれば、それこそ「自分が本来目指すもの」です。
つまり「自分の夢」ではないでしょうか。


■「自分磨き」などという不純な考えは捨てることです。
そんなエネルギーがあるなら、自分の夢の実現に使う。
自分の夢に向かってひたすら頑張る。
ただそれだけでいいのです。
気がついたら、「ピカピカに磨かれた自分」になっているはずです。
(ながれおとや)


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